今回は、スタディサプリTOEICのシャドーイングの効果的な使い方をお伝えします!
問題を解くことだけがTOEIC対策と思ってしまいがちですが、シャドーイングは大きなスコアアップを目指すなら無視できない大切な基礎トレーニングです(^^)/
むしろシャドーイングのような基礎トレーニングを積まずに実践問題ばかりを解いて、結果が出ずに悩むことが結構あるかも…。
特にスタディサプリTOEICのシャドーイングは短文で取り組みやすいので、シャドーイングに慣れていない人にもおすすめですよー!
早速効果的な取り組み方をご紹介していきます(^^)/
スタディサプリTOEICのシャドーイングの効果的な使い方
スタディサプリTOEICのシャドーイング手順に沿って、取り組む際のポイントを説明していきます。
スタディサプリTOEICのシャドーイングは次の手順で行います。
- 本文チェック(英語/日本語の両方が読める)
- シャドーイング(英文を読みながら)
- シャドーイング(英文無しで音だけを聞いて)
- ②、③をうまくできるようになるまで繰り返す
それぞれのステップについて、実際の操作画面を動画でお伝えします!
かなり素朴な動画で恐縮ですが…(;’∀’)
各ステップを効果的に取り組むためのポイントもあわせて紹介しますね~(^^)/
本文チェック(英語/日本語の両方が読める)
本文チェックでは、問題文全体を聞き、文の構造や訳を確認します。
- 最初は流して英文を追いかけながら聞いてみる
- 理解できなかったところをピックアップして再度聞く
- 音を聞きながらだと理解するのが難しい場合は、無音で、単語の意味や文の構造を調べながら文を読む
- 速度は「普通」か「速い」がおススメ
1文ごとに英文を聞けるので、理解できなかったところを重点的にリピートしてみてください。
文の構造をじっくり確認したい場合は音を出さずに読むのもアリです!
文の内容を理解してからシャドーイングをした方が、聞こえてくる英語の音と意味がつながりやすくなります(^^)/
シャドーイング(英文を読みながら)
本文の意味がしっかり取れたら、いよいよシャドーイングです(*’▽’)
まずは、英文を読みながらシャドーイングしていきましょう。
シャドーイングは、周りに聞こえない程度の小さな声でOKです。
その代わり、自分の口の中でちゃんと発音してくださいね^^
ボソボソ声でできるので、電車内やカフェなどちょっとしたスキマ時間に取り組むのもオススメです。
シャドーイングをするときは、イヤホンを付けると自分の発音した音とアナウンスの音が混ざらないのでやりやすいです(^^)/
家で思いっきり声を出してやりたいという人は、もちろんそれでもOKです!
私はどちらかというと声をしっかり出す派でした。
- 始めは英文に集中してもOK
- 聞こえた音声の後を追って声を出せるようになるまで繰り返す
- 短く発音される単語に注目する
- 文の切れ目、息継ぎにポイントに注目
最初のうちはうまく音を追いかけられなくて、ただ英文を読むだけになるかもしれません。
でも、繰り返していくうちに音が拾えて来るようになるので、根気強く繰り返してみてくださいね^^
シャドーイングをやっていくと、すごく短く発音される単語がわかってきます。
英語は日本語と違って、すべての音を同じ重さ、長さでは発音しません。
- will, would, couldのような助動詞
- to, at, onのような前置詞
- the, aのような冠詞
「この部分ってこんなに短く発音されるんだ~」といった点に注目すると、英文の聞き取りがずいぶん楽になるはずです★
発話している人の息継ぎポイントに気を付けると、どこからどこまでが1つのカタマリなのかがよくわかります。
息継ぎポイントごとに区切って訳していくと文の内容を把握しやすくなるのでオススメです^^
シャドーイング(英文無しで音だけを聞いて)
英文有りでスムーズにシャドーイングができるようになったら、英文無しで挑戦してみましょう。
シャドーイングは、イヤホンの方が音がクリアに聞こえて練習しやすいですよ~!
- 聞こえた音声の後を追って声を出せるようになるまで繰り返す
- 難しいな、と思ったら英文を見て確認してOK!
- 文を暗記するのではなく、聞こえた音を繰り返す意識で!
- 本人になり切って、イントネーションやテンションを完全コピー
- 細かい発音はあまり気にしなくてOK!
英文有りの時と同様に、スムーズに発話出来るまで繰り返しましょう。
はじめのうちはチラチラと英文を見てOKです。
確認しながら進めていきましょう。
ただ、英文を確認しながらシャドーイングすると、英文を覚えてしまって、音を聞いてそれをリピートするというより暗記した文を発話してしまうことがあります。
私もまさにそうでした…。
特に、単語同士がつながってすごく短く発音される部分は、暗記してついていけている感じを出してましたね(;’∀’)
もちろん最初はこうなるのは当然かもしれません。
大切なのは、ここで、「もうできた」と思ってやめないこと。
しっかり英語の音について発話出来るようになるまで根気よく繰り返していきましょう★
聞こえた音にうまくついていくためには、本人になり切るのがかなり効果的です。
発話している本人になり切って、イントネーションや音のつながりを完全コピーしましょう。
日本人の心のままだと、恥ずかしさが出てしまい英語独特のイントネーションをまねすることができなくなる可能性があります。
一旦日本人であることを忘れて英語の発音に集中してみると、ちょっと難しく感じる部分も発話しやすくなりますよ♬
ただ、単語ごとの細かい発音はそこまで気にしなくても大丈夫です。
例えば、”th”や”r”の発音は私たち中々うまく言えませんよね。
この辺りはボヤっとしててもOKです。(もちろん完璧にできたらその方が良いですが、そこにあまりにも長い時間をかけるのはもったいないです。)
文全体のイントネーションや、呼吸の位置、短く発音する単語に注意しながら発話者になり切ってシャドーイングをしてみてください(^^)/
シャドーイング(英文無し)の様子
②、③をうまくできるようになるまで繰り返す
1回のシャドーイング練習で全てを完璧にする必要あはありません。
何日かに分けて、少しずつ上達すればOKです!
気長に続けていけば、少しずつ単語が聞こえるようになってきます^^
1文が短く取り組みやすいので、ちょっとした空き時間にどんどん取り組んでみてください★
シャドーイングをすると得られるメリット
シャドーイングをすると具体的にどんな力が付くのか、もう一度おさらいしておきましょう。
どんな成長が期待できるのか明確にわかっていたほうが頑張るモチベーションにつながりますもんね!
- 英語を聞くための集中力が育つ
- 短く発音する単語や音と音のつながりを理解できる
- リーディング力向上にもつながる
- スピーキングの練習にもなる
英語を聞くための集中力が育つ
英語の文って、聞いているうちに右から左に流れていって、何も頭に残っていないことがありませんか?
その状態はまさに英語を聞く集中力が無くなっている状態です。
ずっと集中して英語を聞き続けるってかなり大変ですもんね…(;’∀’)
シャドーイングは、聞こえた音を追いかけるので、すべての音に全力で集中しないと完璧にできません。
繰り返しシャドーイングをするということは、繰り返し集中して英文を聞く練習をしているということです。
集中力は筋肉みたいなもので、鍛えていくと着実に育っていきます。
(サボると衰えちゃうのもまた筋肉と一緒…(;O;))
TOEICはでは45分ぶっ通しで英語を聞き続ける必要があります。
慣れていないとかーなーりキツイですが、日頃からシャドーイングをして集中力を高めていればきっと大丈夫!★
短く発音する単語や音と音のつながりを理解できる
発話者のアナウンスをそのままコピーするので、リアルな英語の音を頭にしみこませることができます。
例えば、”at the park”は、日本語英語で考えると「アット ザ パーク」といった感じですよね。
でも、実際のアナウンスでは、「ト」はほぼ聞こえませんし、「ザ」の存在感も薄めです。
“アッ ザ パーク“といった感じでしょうか。
日本語は1つずつの音を均等に発音しますが、英語はそうではありません。
とても短く発音するためほぼ聞こえない音があるのが普通です。
たくさんネイティブの発話を聞いて、そういった英語独特の発音のクセを身に付けられるのがシャドーイングの大きな魅力です。
リーディング力向上にもつながる
ネイティブの発話者のスピードに合わせて発話出来るようにするということは、それだけ英語の処理スピードを速めるということです。
もちろん文法構造や単語といった基礎的な知識はプラスアルファで必要ですが、スムーズに英語を読むということはシャドーイングの練習からもかなり鍛えることができます。
スピーキングの練習にもなる
そしてもちろん、アナウンスを追いかけて発話するわけですからスピーキングの練習にもなります。
TOEIC(L&R)にはスピーキングテストはありませんが、英語を使いこなすためにはスピーキング力も必ず必要になってきますよね。
シャドーイングを繰り返すと、ネイティブ的なイントネーションや発音が身に付くのはもちろん、便利な英語表現も自然に覚えられるのが嬉しいところです。
何度も口に出すので、自然な英語表現が頭に入ってきやすいんですね。
【最後に】スタディサプリ TOEICのシャドーイングでTOEIC対策+英語力の底上げをしよう!
いかがでしたか?
今回は、スタディサプリ TOEICのシャドーイング機能をお見せし、その効果的な練習方法をご紹介しました。
ご紹介した通り、スタディサプリのシャドーイングは1文が短く、字幕の切り替えも自在なのでとても取り組みやすいです。
TOEIC対策は問題を解くだけではありません。
シャドーイングのようなちょっと地味なトレーニングを頑張ることも、スコアアップにとても役立ちます。
是非、シャドーイングで総合的な英語力の底上げをしてみてください(*’▽’)
あなたのTOEIC対策が実りあるものになることを願っています!
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