英語はどうしたって着実に努力している人が成果を出せるものだから…。そんな魔法みたいな方法は無いけど、「英語習得の近道」って言うのはあると思うよ。
英語習得の近道、ポイントは「時間」「基礎固め」「楽しむ」
スケジュール管理で英語の勉強時間を確保しよう
英語力の成長は毎日どれだけの時間、勉強できるかにかかっていると言っても過言ではありません。「勉強時間を制する者が英語を制す」です。
TOEICで目標スコアを達成するために必要とされている時間を調べました。
Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』縦軸が今のスコアで、横軸が目標とするスコアです。
例えば、現在のスコアが550点の場合、750点を達成するためには450時間が必要です。
450時間勉強するのにかかる日数を、1日の勉強時間ごとに計算してみましょう。
- 1日30分の勉強時間の場合☛900日＝約2年半
- 1日2時間の勉強時間の場合☛225日＝約7カ月
1日の勉強時間を確保することが英語上達の最大の近道だと説明する理由がわかっていただけたと思います。
更に、1日の勉強時間を増やせば、脳が英語の勉強を重要な情報だと認識して、記憶しやすくなります。
時間短縮できるだけでなく、能率も上げてくれるところが1日の勉強時間を増やす大きなメリットです。
日々のスケジュールを振り返ってみると、想像以上に余白の時間、「スキマ時間」が多いものです。
どんなに細かい時間も見過ごさずに「英語の勉強に使える時間」をかき集めましょう。
全ての英語力につながる「英語の基礎」を固めよう
英語力の基礎は、その後の英語力の成長度に大きく関係します。つまり、基礎ができていないと成長が頭打ちになってしまうということです。
建物を建てる時でも同じですよね。高層ビルを建てるためにはその高さに耐えられる基礎作りが必要不可欠です。一戸建て用の基礎に高層ビルは建てられません。
英語の基礎中の基礎は「単語」と「文法」です。
この2つをどれだけ自分のものに出来るかが英語習得のカギと言えます。
英語習得の近道を通りたいなら、真っ先にこの2つのレベルを上げることに力を入れましょう。
勉強を継続するため、「英語で楽しむ」方法を見つけよう
英語を習得するためには、毎日継続して勉強することが必要不可欠です。
とはいえ、「毎日勉強を継続」って言うのは簡単、行うのは難しい代表例ですよね。
これまでの経験からなんとなく感じていると思いますが、「楽しい」ことでないと何事も続かないですよね。
実際に、脳は苦痛を感じているとその働きが弱くなるそうです。苦しい中我慢して取り組んだのに成果が出ないなんてあんまりです。
どうやったら英語を楽しむことができるのか。「楽しい」×「英語」の方程式をつくために何が必要なのかを考えることも近道を見つけるうえでとても大切です。
英語習得の近道をつくる方法を詳しく紹介
「勉強時間を作り出す」コツと時間の上手な使い方
勉強時間を作りだすコツ
- 5分でも勉強できそうならリストに入れる
- 普段の生活で短縮できるところを見つける
- 10分前行動で意識的に待ち時間を作る
最近はたった5分でもアプリで手軽に英語の勉強ができます。少しのスキマ時間も無駄にせず英語の勉強に利用しましょう。
私がオススメしている英語学習アプリの口コミが気になる方は下のリンクからどうぞ。
また、普段の生活には意外と無駄が多いので、冷静に振り返るとワサワサと勉強に使える時間が出てきますよ＾＾
上手な時間の使い方
- 朝：インプット/ 昼：アウトプット / 夜：復習して定着させる
- 毎日同じ時間に勉強スケジュールを入れる＝習慣化
メンタリストのDaigoによると、時間帯によって脳に適した勉強は違うそうです。
「朝はアプリで文法講座を見て、昼は単語クイズや実践問題を解く。そして夜は昼に間違えた問題を復習する。」
といったスケジュールを作れば脳が効率良く知識を吸収してくれますね。
また、毎日同じ時間帯に勉強することで、勉強を習慣化できます。
習慣になると、「やろうかな、どうしようかな」という迷いを感じる前に「勉強する」という行動をとれるので集中するまでの時間も短縮できます。
英語の勉強をしたいのに時間が取れない…と思っている人は以下の記事も参考になります。
基礎中の基礎「単語と文法」を楽しむものが勝つ！
「単語」と「文法」を勉強するのが大切なのはわかっても、どうしてもつまらない印象がぬぐえないのも事実…。
「つまらない」と思われがちな「単語」と「文法」をいかに楽しめるか。これがとても大切です。
楽しめれば勉強を続けられるので、必然的に基礎力が身についてきます。
「楽しい」の感覚は人それぞれ違うので、あなたが1番楽しめる方法を見つけるのが1番ですが、私のオススメを紹介しておきます。
- 〇×ゲーム感覚で勉強できるアプリを選ぶ
- 文法の面白さを伝えてれるわかりやすい講義を聞く
どれだけ覚えら高も見にくいのでモチベーションも上がりずらいです。
アプリで勉強すれば、どれだけ〇を取れたか一目瞭然なので、次のクイズではもっと上を目指すぞ！とやる気がわきます。
文法をわかりやすく教えてくれる超オススメの講師と言えば関先生です。まずは彼の講義を見てみましょう。
知っていたつもりでも、意外と知らなかったことってかなりありますよね。そういった細かいところもわかりやすく理解できるのが関先生の講義のすごいところです。
つまらなく感じる理由の多くはしっかり理解できないことにあります。「なるほど！そういうことか！」という感覚がつかめたら文法も楽しく感じられます。
関先生の講義動画が300本無料で見られるのはスタディサプリだけです。評判が気になる人は以下の記事をご覧ください。
自分の好きなものが英語と関係していないか調べよう
自分の好きなものと英語に関りがあればそれが楽しみになります。
例えば、私は旅行が大好きなので定期的に海外旅行へ行きました。
「英語で異文化に触れる喜び」と「未熟な英語力ゆえに理解しきれない悔しさ」を感じることで日本に帰ってからの英語学習のモチベーションにしていました。
海外旅行となると頻繁に行けないので、例えば以下のようなものが無いか身の回りで探してみましょう。
- 好きな日本のアニメの英語吹き替えバージョンがある
- ものすごく好みの海外の俳優さんを見つけた
- 好きな海外ドラマのシリーズがある
- 好きな海外のバンドがある
ある程度成長して来たら、弱点分析もしてみよう
自分の成長と英語の面白みを感じられてきたら、今度は自分の弱点にも目を向けてみましょう。
そこには更なる成長のカギがわんさか眠っています！
弱点こそが伸びしろポイント！
「今できていないもの＝弱点」を見つけることは、英語習得のスピードを速めるのに大きく役立ちます。
なぜなら、「何を重点的に勉強するべきか」が明確にわかるからです。
重点的に勉強するポイントがわかっていないと、人はついつい解きやすい問題ばかり解いてしまいます。
多くの問題を正解できるのは楽しいですが、どうしてもそれだけでは成長できませんよね。
「できない」ものを「できる」ようにすることこそが成長に繋がります。
弱点を分析するのは簡単なことではありませんがプロの力を借りれば的確な分析ができます。
英語習得のスピードをアップさせたいならプロのコーチから的確なアドバイスを受けるのも賢い選択です。
「できない→できる」を実感すると楽しさ倍増
出来なかったことが出来るようになるというのはとても嬉しい体験です。
弱点に目を向けるのは気が乗らない時もあるかもしれませんが、その弱点を克服したときの嬉しさは格別です！
私自身も、長文読解が苦手でしたが、勉強を続けることで1文また1文と読める文章の量が増えていきました。
最終的に洋書1冊読破できたときの達成感は忘れられません。
英語の面白みを感じる為にも自分の弱点を正確に分析できるといいですね。
【最後に】英語習得の近道は、正しい勉強法を楽しんで毎日続けること！
いかがでしたか？今回は、「英語習得の近道」についてお伝えしました。
魔法の様な近道はないものの、着実に前進できる道はあります。
- 積極的に勉強時間をつくり、上手に時間を使う
- 最初に基礎を固める
- 楽しみになる方法を工夫する
上記の3つが近道を作るためのポイントです。
今まで意識出来ていなかった人は是非意識してみてください。
また、独学でこれらを全て行うのは難しいのが現実です。難しいな、と感じたらあきらめる前にプロのコーチの力を借りてみましょう。
自分で理解しているよりはるかに多くの知識や情報を提供してくれますよ！
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