カナダ留学での大きな失敗3つ発表
私は、2011年2月~3月にかけてカナダへ短期留学をしていました。
初めての海外滞在経験は刺激も多くとても楽しかったのですが、「せっかくの機会をうまく使いきれなかったな…」という思いも大きくあります。
初めての経験だったのでしょうがないことかもしれませんが、「留学を味わいつくした!」「留学に行って本当に良かった!」と心の底から思えたかというとそれはNoです。
これから留学予定の人が、私のようにモヤっとした思いを抱かないようにこの記事が役立てばうれしいです^^
半ば引きこもり?ルームメイトと仲良くなれない!
私はホームステイでトロントに滞在していました。向かいの部屋にはブラジルから来た女の子がステイしていて、合計2人が1つの家でステイしていました。
ステイ先はシングルマザーの家庭でママが忙しく、あまり家族との会話はありませんでした。
だからこそステイ仲間の女の子とは積極的に関わって会話すればよかったのですが…。
私は家に帰ってくるなりすぐに自分の部屋に戻ってしまっていたのです。。。。
本当にもったいないですよね。彼女との関係に問題はなかったのですが、学校で1日中慣れない英語を使い続けることに疲れきっていたのです。
結局彼女とは数回の食事を一緒にするだけであまりお互いのことを知ることが出来ませんでした。
今思うとあんなに親しくするチャンスがありながら自分の部屋に閉じこもっていたのは本当にもったいないと思います💦
1ヵ月で60万円の高額出費
私がカナダでの短期留学で支払った金額は約60万円です。
トロントでの留学斡旋会社への支払い/トロントの語学学校の授業料/航空費/ホームステイ代など全て含んで約50万円と、1か月の生活費やお土産代などで合計60万円程度はかかりました。
1ヵ月で60万円ってすごく高いですよね…。
ただ、私は当時大学生だったので、バイトをしまくり少し親にお金を借りれば準備できない金額ではありませんでした。
そんなわけで深く考えずに合計60万円のカナダ留学に決めてしまったわけです。
60万円あればカンボジアでは1年暮らせますね(笑)
今思うと、もっと色々なリサーチをしていればこの60万円を更に有効に使うこともできたかな、と思います。
ついつい日本人と仲良くなっちゃう
平日は学校がありますし、極力英語のみで生活しようと努力していました。
とはいえ、英語力が乏しかった私はそこまで海外から来た生徒と仲良くなることが出来ず土日の予定は空いていることも多かったです。
そんな中、やはり日本人の生徒とは会話が弾むので必然的に仲良くなります。
そうすると、NBAを見に行ったりニューヨークに旅行に行ったり、お休みの日についつい日本人と出かけてしまっていました。
たまには息抜きも大切ですが、遊びの中でも英語の勉強ができるのが留学のメリットなのに、そのメリットを全く活かせていませんでした。
今だからわかる失敗の原因
圧倒的な実力不足ー基本的な英語力に自信が無いー
海外の生徒とうまく交流が持てなかった1番の理由は「自信の無さ」だと感じます。
自信が無いので臆病になり、うまく自分から話しかけられませんでした。また、せっかく話しかけてもらっても、うまく話せないことが気になって、余計な気疲れをしていました。
私が思う自信をもって英語で会話するポイントは、「英語の基礎力をつける」ことです。
基本的な英語力が備わっていないと、本当に会話が聴き取れないし聴き取れても意味が分かりません。
もちろん話す練習も必要ですが、それ以前にベースとなる英語力がないと思い切って会話する勇気が持てないのです。
「基本的な英語力を育ててからの方が充実した海外生活を送れたな」とカナダ生活を振り返り強く思います。
圧倒的なリサーチ不足ーめんどくさがって1社で決定ー
私はついリサーチをめんどくさがって1つの会社の説明をきいただけで全てを決定してしまいました。
対応が丁寧で満足はしていたものの、カナダで知り合った日本人に留学費を聞くと、私が支払った額よりずいぶん安くて驚きました。
同じ国に留学するのでも会社によって値段は違います。
値段が安いことだけが大切ではないので、サービスの内容と、値段の兼ね合いを見極めて吟味したほうが無駄なお金を使わずに済みますね。
また、もっとリサーチをしていたらカナダ以外の選択肢も考えることが出来たと思います。
私が留学先をカナダに決めた理由は以下の通りです。
- 学校で習っているのはアメリカ英語だし北米が良いかな?
- アメリカは半日しか授業が受けられない?1日受けたい!
- アメリカよりはカナダのほうが費用が安いな。
その当時はそれなりの理由で選んではいたのですが、授業の質と費用についてもっと調べていたら別の国に留学するという選択肢もあったかもしれません。
最近ではフィリピン留学がすごく流行っていますよね。
元々は英語が母国語でないにも関わらず国民のほとんどが英語で会話するフィリピン。英語が母国語じゃないからこそ英語習得の難しさを理解した優れたカリキュラムだと評判です。
しかも費用が安い。1ヵ月30~40万あれば行けるのではないでしょうか…。もっと安いものもあるかもしれませんね。(留学は安さだけではないので注意が必要ですが。)
安易に「英語なら北米でしょ」と考えるのではなく、きちんとリサーチしていれば当時からもっといい選択肢はあったかもしれないな、と思っています。
圧倒的目的意識の低さーただ楽しむだけではもったいないー
当時を振り返ってみると、私は「留学して何がしたいのか」ということをしっかり考えられていなかったように思います。
- カナダに行ってどんなことを知りたいのか
- 英語力はどれくらい上げたいのか
- どんな場所に行ってみたいか
など、本当に簡単な事でもいいので何か思い描いておくとそれに向けてもっと積極的に行動できたと思います。
留学に「行っただけ」では正直大きな成長や心境の変化は感じられないかもしれません。
「なんと無く楽しかった」で終わってしまうのか、「私ちょっと成長できたかも」と思えるのかは、現地での行動次第!
思いっきり行動できるよう、現地でどんなことがしたいのか明確になっているといいですね。
カナダ留学前に確認したいポイント
留学場所は田舎がオススメ
どっぷり海外の経験に浸かりたいならトロント、バンクーバー以外のちょっと田舎の場所で留学できないかリサーチしてみると良いでしょう。
カナダでの留学先は圧倒的にトロントとバンクーバーが人気です。
そうすると当然日本人も多いですよね。必ずしも日本人が多いことは悪いことではありません。
ただ、どうしても日本語を話す機会が増えてしまうことも事実です。
実際にカナダの田舎に留学した友人は、「日本人が少なくて、英語を話すしかない環境だったのでかなりいい勉強になった」と言っていました。
カナダは田舎でもそこまで訛りが無いのが嬉しいポイントです。自然も豊かで日本とは違う生活を味わえそうですよね。
英語の基礎力に自信のない人は、いきなり日本人がほぼいないような場所に行くとうまくコミュニケーションが取れず逆に落ち込んでしまう可能性があるから、どれくらい挑戦できそうかを考えてから選んでみてね!
本当にカナダじゃなきゃダメ?
なんとな~くカナダを選んでいる人は、本当にカナダじゃなきゃダメなのかをもう一度考えてみてもいいかもしれません。
正直カナダの語学学校はそこまでみっちり英語を勉強するわけではありませんでした。基本はグループで会話の練習と、テーマに沿ってプレゼンをする、というものでした。
最近では英語留学に力を入れている国はほかにもあるので比較してみるといいですね!
比較するのは2つから3つの留学斡旋会社で十分でしょう。
全く比較しないのはリスクですが、選択肢がありすぎても迷って行動できなくなってしまいますからね。
2,3の選択肢の中で迷ってしまう…と思ったら、もうそこは直感で決めましょう!
最終的に大切なのはどこに行くかではなくそこで何ができるかですから^^自分の行動次第でどこにいても楽しく実りある留学生活を送れると思いますよ。
カナダ留学のメリット・デメリット
留学先をカナダにしようか悩んでいる人のために、私が実際に体験して感じたメリット・デメリットを紹介します。
- なまりの少ない英語を学べる
- 都市・田舎のバランスが程よい
- トロントならニューヨークに遊びに行ける
- アメリカよりは費用が安い
カナダの最大のメリットは、なまりの少ない英語を学べるところです。カナダの田舎は日本人も少なく、英語に集中しやすい環境かもしれません。
そのかわり、街の様な娯楽は少ないので大自然を楽しめる人にオススメです。
トロントからはナイアガラの滝やニューヨークが近いこともあり、観光を楽しむこともできます^^
- 語学スクールはそこまでレベルが高くない
- 有名都市は日本人が多い
- 冬はものすごく寒い
- フィリピン留学などに比べ費用が高い
ケベック州を除いては英語が母国語の国ですから、「外国語」として英語を習得するためのメソッドがあまり発達していません。
授業も、グループディスカッションが中心で、本気で英語力を伸ばしたい人には物足りなく感じる場合もあるでしょう。
アメリカよりは安いとはいえ費用も高いので自分の予算とマッチするかは確認が必要です。
あと、冬のカナダは本当に寒いです…。それはそれでいい思い出ですが、ちょっと外に出るのが嫌になります(笑)
ただ、冬のナイアガラは夏にはない幻想的な姿を見せてくれますよ!^^
【最後に】せっかくの留学を最大限活用するために、日本での準備をしっかりしよう!
いかがでしたか?今回は私の体験をもとにしたカナダ留学のあれこれをお伝えしました。
留学は、今まで知らなかった価値観や文化に触れ、一回り大きな自分になる絶好のチャンスです。
それと同時に費用がかなりかかるという現実もあります。
せっかくお金をかけるならより充実した留学ライフを送りたいですよね。
充実した留学ライフを送るためには事前準備が大切!
- 英語の基礎をしっかり学べているか
- 費用面でのリサーチは十分か
- 留学先でどんなことをしたいか、どんな実力を付けたいか
上記を確認することで、留学先で積極的に行動できるようになるはずです。
英語の基礎に自信が無い…と感じているなら留学予定時期までに勉強しましょう!
今はアプリなどでも手軽に英語の基礎力を育てられます。私のオススメは、スタディサプリEnglish TOEIC対策 パーソナルコーチプランです。
事前準備をしっかりして、最高の留学体験を手に入れましょう!
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