be動詞の意味ってなんなのかな?
いろいろな意味があるような気がして、どうやって使うのかがいまいちわかんない…。
be動詞って、なんか他の動詞と区別されてるけど…実際なんなの?って思うことありますよね(;’∀’)
そんな疑問は今日ここで解決しましょう。
be動詞の持つ意味や役割から、使い方のルールまでしっかり説明します。
be動詞をマスターして、英語の理解度をグッと上げていきましょう🤗
- be動詞の持つ核の意味
- be動詞の変化形
- be動詞で表現する否定形
- be動詞で表現する疑問形
- be動詞で表現する過去・未来形
be動詞の意味は”イコール”と考える!
be動詞の核の意味は「イコール」です。
be動詞をはさんで前後の内容はイコールで結ぶことのできる関係になるということです。
ちょっと例文を見てみましょう。
★例文には”am”という単語が出てきます。これはbe動詞の原形”be”が変化したものです。
be動詞は主語によって形を変えます。
be動詞の変化の仕方は、次の項目でしっかり説明しますね。
I am a teacher.(私は教師です。)
“I=teacher“の関係が成り立つ
I am in my room(私は自分の部屋にいる。)
“I=in my room“の関係が成り立つ
I am tired(私は疲れている。)
“I=tired“の関係が成り立つ
主語の”I”と、”am”の後の情報が”=”で結べることがわかりますね。
be動詞の基本的な考え方はこれでOKです。
英語は文の中に主語と動詞が必ず必要です。
主語が”私(I)”で、説明したい内容が”教師(a teacher)”だとすると、この文には動詞が足りませんね。
そこで、主語と説明したい内容を”=”で結ぶ”be動詞”が必要なのです。
日本語では動詞が必要のない文(私は教師です)も、英語ではbe動詞という動詞を使って表現します。
be動詞を日本語の文構造に当てはめて考えてしまうと、「~は」という助詞の働きをするととらえてしまうことがあります。
ですが、be動詞はあくまで動詞ですから、助詞の「~は」とは使い方が違います。
もし、be動詞を日本語の「~は」と同じ働きをすると考えると、次のような間違った使い方をしてしまう危険があります。
作りたい文:私はテニスが好きです。
am like tennis.
Iこれ、1つの文のカタマリのなかに動詞が2つあって、間違いです。
「~は」を”am”で表現しようとしてしまった間違いの例です。
英語で「私はテニスが好きです。」といいたいなら、以下の文が正しいです。
like tennis.
I1つの文のカタマリの中に動詞を2つ入れないように気を付けてください^^
英語と日本語では、文を作る際のルールが根本的に違います。
日本語のルールとは切り離して英語の文構造を理解することが混乱しないコツです♬
▼英語の文を作るための基本ルールは以下の記事で説明しています▼
【be動詞の活用】主語によって変わる形をチェックしよう
be動詞は主語によって形が変わります。
次の表を見てbe動詞の変化を整理しましょう。
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I am | We are |
2人称(あなた/あなたたち) | You are | You are |
3人称(わたしとあなた以外) | He is/ She is/ It is | They are |
This is | These are |
まずは”I”→”am“と”You”→”are“を覚える。
それ以外は、主語が単数ならis,複数ならareと覚える。
“I”と”You”だけが他の主語と違う変化になると意識しておくと、それ以外の主語の時にわざわざ悩まなくて済みますね^^
また、be動詞は省略された書き方をされることがあります。
特に”わたし(I)”は省略されやすいので要チェックです。
下の表にbe動詞の省略形まとめました。
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I‘m | We‘re |
2人称(あなた/あなたたち) | You‘re | You‘re |
3人称(わたしとあなた以外) | He‘s/ She‘s/ It‘s | They‘re |
This is (基本省略しない) |
These‘re (基本省略しない) |
文章の中に出てきたときに、be動詞が省略されてるんだなと気づけると意味を理解するときに便利ですよ♬
be動詞を使った否定文のつくり方
be動詞は、直後にnotを付けることで否定文を作ることができます。
例文を見ていきましょう。
・I am not a teacher.
(私は教師じゃない。)
・He is not kind.
(彼は親切じゃない。)
・They are not from Japan.
(彼らは日本出身じゃない。)
シンプルに”not”を付けるだけなので分かりやすいですね。
否定文でもbe動詞を省略して表記することが有ります。
省略された否定文の一覧をまとめておきますのでチェックしてみてください^^
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I’m not (省略無し) |
We aren’t |
2人称(あなた/あなたたち) | You aren’t | You aren’t |
3人称(わたしとあなた以外) | (He/She/It) isn’t | They aren’t |
This isn’t | These aren’t |
先ほど紹介したbe動詞の否定文を省略系にすると次のようになります。
・I am not a teacher.(省略無し)
・He isn’t kind.
・They aren’t from Japan.
省略表現は、覚えておくと文を読むときにも作るときにも便利です♬
be動詞を使った疑問文の作り方と答え方
疑問文を作りたいときは、be動詞の位置を文の頭に持ってきます。
疑問文とその回答方法を見てみましょう。
・Am I a teacher.
(私は教師ですか?:変な例文ですね^^;)
-Yes, I am.
– No, I am not.(No, I’m not)
・Is he kind.
(彼は親切ですか?)
-Yes, he is.
-No, he is not.(No, he isn’t)
・Are They from Japan.
(彼らは日本出身ですか?)
-Yes, they are.
-No, they are not.(No, they aren’t)
回答するときは、問われている内容をbe動詞でまとめて表現します。
だから、”Yes, they are from Japan.”とは答えず、”Yes they are.”となるわけです。
英語は同じ言葉を繰り返すことを良しとしません。
質問にも回答にも同じ言葉が入っているとちょっとうっとうしい感じは理解できますよね^^
スマートな文、会話を作るために覚えておきたいポイントです。
be動詞を使った過去形のつくり方
be動詞で過去を表現する場合、主語によって形が変わります。
主語によってどのように be動詞が変化するかを一覧にまとめました。
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I was | We were |
2人称(あなた/あなたたち) | You were | You were |
3人称(わたしとあなた以外) | (He/She/It) was | They were |
This was | These were |
他は、主語が単数形なら”was”、複数形なら”were”と覚えればOK!
例文も確認しておきましょう。
・I was a teacher.
(私は教師だった)
・He was kind.
(彼は親切だった)
・They were from Japan.
(彼らは日本出身だった;変な例になってしまいました;;)
過去形は単数の”You”以外は規則的に変化するので覚えやすいですね♬
未来形や現在完了形など、be動詞だけでは説明できない時制は別の記事でしっかり説明していきますね!
【最後に】be動詞の核の意味は”イコール” 主語によって形が変わることも要チェック
いかがでしたか?
今回はbe動詞の核の意味と、主語によって変化する形を紹介しました。
be動詞は主語とbe動詞の後の内容を”=”でつなぐ働きがあります。
◆I am tired → I=tired
(私は疲れている。)
主語によってどのように形が変わるかの一覧をもう一度記載しておきますね。
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I am | We are |
2人称(あなた/あなたたち) | You are | You are |
3人称(わたしとあなた以外) | He is/ She is/ It is | They are |
This is | These are |
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I‘m | We‘re |
2人称(あなた/あなたたち) | You‘re | You‘re |
3人称(わたしとあなた以外) | He‘s/ She‘s/ It‘s | They‘re |
This is (基本省略しない) |
These‘re (基本省略しない) |
人称 | 単数 | 複数 |
1人称(わたし/わたしたち) | I’m not (省略無し) |
We aren’t |
2人称(あなた/あなたたち) | You aren’t | You aren’t |
3人称(わたしとあなた以外) | (He/She/It) isn’t | They aren’t |
This isn’t | These aren’t |
be動詞を使った文はものすごー――くたくさんあるので、これを機に使い方を整理してみてください^^
これからもゼロから英語を学ぶために大切な知識をどんどんシェアしていきます。
一緒に少しずつ英語の文構造に慣れていきましょう♬
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