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英語の時制をわかりやすく解説!基礎から正しく整理しよう

スタディサプリENGLISH

マキ
マキ
英語の時制をかみ砕いて、基本から解説していきます!

今回は、時制の中でも一番基礎となる「現在・過去・未来」形を解説します。

一度しっかりルールを頭に入れれば、文章読解も英会話もすごくスムーズになるのでここでマスターしていきましょ(*’▽’)

英語ならではの決まりや、考え方もしっかりお伝えしていきます👍

現在形の特徴と例文

最初は、現在形の特徴を解説します。

現在形はその名の通り、「現在」のことだけを指すと思われがちですが、実は違うんです💡

正しい現在形の考え方を知って、迷いなく時制を選べるようになりましょ~😘

現在形は「過去・現在・未来」全てで起こること

現在形は、「今」のことだけでなく、過去も、現在も、未来もずっとしていることに対して使います。

例えば、学生は毎日学校に行きますよね。

基本的には卒業までずっと行くのが学校です。

仕事も同じです。

(どちらもお休みはありますが…^^)

一時的な動作ではなく、毎日行うものを表現するときに現在形を使います。

例文で見てみましょう。

I play basket ball.

→職業や部活などでいつもバスケをしていることを表現する文です。

I’m playing basket ball.

→今現在バスケをしている状況を表現する文です。

違いが分かってきたでしょうか^^

現在形で表現できる内容は次の3つです。

現在形で表現できる内容
  • 普遍の心理
    →The sun rises from the east.(太陽は東から昇る。)
  • 現在の習慣
    →I eat yogurt for breakfast.(朝ごはんにはヨーグルトを食べる。)
  • 現在の状態
    →I like making cookies.(クッキーを作るのが好きだ。)

単純に、「過去・現在・未来すべてで行われるだろうこと」は現在形を使うと考えても良いですね👌

三単現のsを付けるときのルール

英語の現在形でとても大切なのが、三人称単数、現在形の”s”です。

主語が三人称の単数形で、現在形の場合は動詞の語尾に”s”が付きます。

3人称とは、”I”,”we”,”you”以外が主語になるとき全てが該当します。

三単現のSは、I やyou,we以外のものが主語の時に付く。人の名前などの固有名詞や、一般名詞もこの対象になる。

複数形の場合は”s”が付かないので注意が必要です☝💡

また、動詞に”s”を付けるとき、少し動詞の形を変える必要があるものがあります。

“s”が付くことで単語の形がかわるもの
変化するもの 変化の形
o,s,sh,ch,xで終わる esが語尾に付く ・do→does
・catch→catches
・push→pushes
子音+yで終わる yを取ってesが語尾に付く ・fly→flies
・study→studies
have has ・has

母音(a,i,u,e,o)+yで終わる場合は”s”のみを付けます💡

例えば”buy”→”buys”, “convey”→”conveys”といった形です😎

現在形の否定形

否定文はbe動詞と一般動詞でつくり方が違います。

まずは、be動詞のつくり方を紹介します。

be動詞の場合は、直後に”not”を付けて表現します。

be動詞の否定形
  • am not
  • are not
  • is not

といった形です。

 

be動詞の省略形は、次のように省略できます。

be動詞の否定形の省略
  • am not → 省略無し
  • are not → aren’t
  • is not → isn’t

省略形の方がよく使うので、覚えておくと便利です♬

一般動詞の場合は、動詞の前に”do not (don’t)”を付けて表現します。

一般動詞の否定形
  • I do not (don’t) know
  • She does not (doesn’t) know

三人称単数形、現在形の場合は、”do”の形が変わって”does”になるので気を付けてください👍

現在形の例文

既に少し例文を出していますが、もう少し紹介していきますね!

現在形の例文

I use this space every day.

(私は毎日この場所を利用している。)

I know that he doesn’t like Natto.

(私は彼が納豆を嫌いだということを知っている。)

She teaches Math at high school.

(彼女は高校で数学を教えている。)

過去形の特徴と例文

過去形は、現在形より考え方がシンプルです。

注意が必要なのは過去形を作るための動詞の変化です。

規則的なものもあれば不規則に変化するものもあるので、早速見ていきましょう👀

過去形は、過去の一点に起こったこと

過去形は、過去の一点に起こったことについて述べるときに使います。

「あの時●●だった」という表現なので、その状態が今も続いているかはわかりません。

マキ
マキ
ちなみに、あの時(過去)から今までずっと同じ状態が続いている場合は現在完了形を使うよ💡

過去形のつくり方!変化形に注意しよう

過去形は、動詞の形を変化させて表します。

be動詞と一般動詞では変化のルールが違うので、分けて紹介します。

be動詞の変化
人称 意味 主語 現在形 過去
1人称 単数 I am was
複数 私たち we are were
2人称 単数 あなた you are were
複数 あなたたち
3人称 単数 he is was
単数 彼女 she is was
単数 それ it is was
複数 彼ら/彼女ら/それら they are were

この表を見てわかる通り、be動詞の過去形は”was“と”were“のみです。

  • am/is→was
  • are→were

↑のように覚えればシンプルですね👌

続いて一般動詞の変化を紹介します。

一般動詞には、「規則変化」と「不規則変化」という2つの変化形があります。

規則変化はその名の通り、単語の語尾に”ed”を付けて過去形を表現します。

“wanted“,”walked“,”discussed“などなど…。

ただ、動詞の形によっては語尾を少し変化させる必要がありますので、一覧で紹介します。

規則変化する動詞の過去形のつくり方
語尾のパターン 過去形のつくり方
基本原則 “ed”を付ける played / liked
語尾が”e” “d”だけを付ける live → lived
love → loved
語尾が”子音+y” “y”を”i”にして”ed”を付ける study → studied
語尾が”短母音+子音” 子音字を重ねて”ed”を付ける stop → stopped
drop → dropped

最後のパターンはややこしいな!と思ってしまうかもしれませんが、”stop”と”drop”以外にそんな単語はあまりないので、この2つを覚えておけば基本大丈夫です🙆

不規則変化はルールが無く、自分で覚える必要があります。

ほとんどが規則変化の単語ですが、よく使う単語に不規則変化が多いのも事実です💦

一度過去形の形をチェックし、使いながら覚えていくのが良いかもしれません。

代表的な不規則変化の単語を紹介しておきます💡

不規則変化する動詞の例
意味 原型 過去形
書く write wrote
食べる eat ate
会う meet met
作る make made
持つ have had
話す tell told
買う buy bought
売る sell sold
行く go went
来る come came
知る know knew
する do did

どれも日常的な会話でよく使う単語ですね。

マキ
マキ
疑問文や否定文の時に使う助動詞の”do”も、過去形だと”did”になるよ。

だからこそ使っているうちにだんだん頭に入ってくるので無理して一気に覚えようとしなくても自然と頭に入ってくると思います(*´з`)

たくさんの英語に触れていけば自然と慣れていくはずです♬

過去形の否定形

過去形の否定形も、現在形とつくり方は同じです。

be動詞の否定形
  • was not
  • were not
be動詞の否定形の省略
  • was not   → wasn’t
  • were notweren’t

一般動詞の場合は、”do not”の過去形、”did not “を使います。

一般動詞の否定形
  • I did not (didn’t) know.

過去形の場合、三単現は適用されないので全て”did not(didn’t)”で表現します🙆

過去形の例文

過去形の例文を紹介します。

be動詞、一般動詞の規則変化、不規則変化を例文にしていきます。

過去形の例文

The hospital was famous in the town.

(その病院は、町で有名だった。)

She moved to Tokyo last year.

(彼女は昨年東京に引っ越した。)

They didn’t go there.

(彼らはそこに行かなかった。)

I ate yogurt this morning.

(私は今朝ヨーグルトを食べた。)

未来形の特徴と例文

未来形は、作り方にいろいろな方法があるのが特徴です。

チェックしていきましょ~!

未来形は、未来の一点に起こること

未来形はその名の通り、未来のある一点の状態や状況について話す時に使います。

「未来」というと「壮大でずっと先の話」という雰囲気がありますが、数秒後でも未来は未来です。

「現在」より少し先の話をするときには「未来形」を使えばOKです💡

未来形の形は3つある!

未来形には主に3つの表現方法があります。

未来形の3つの形
  • 助動詞”will”を使う
  • “be動詞 + going to”を使う
  • “be動詞+ ~ing”を使う

1つずつ見ていきましょう。

助動詞”will”を使う

“will” を使う場合は、動詞の前にwillを入れます。

助動詞の後の動詞は必ず原型です。

I will eat yogurt this afternoon.

(私は今日の午後ヨーグルトを食べる)

He will be at home this afternoon.

(彼は今日の午後は家にいる)

“be動詞 + going to”を使う

“be動詞 + going to”も、動詞の前に入れます。

“be動詞”は主語によって変わるので、気を付けてくださいね(^_-)-☆

I am going to eat yogurt this afternoon.

(私は今日の午後ヨーグルトを食べる)

He is going to be at home this afternoon.

(彼は今日の午後は家にいる)

“be動詞+going to”は、省略形があります。

それが、” be動詞+ gonna“です。

「ゴーイング トゥー」と発音するのって長いのでちょっとダルいですよね(;’∀’)

書くのもめんどくさいし…

ネイティブもそう思う様で、会話やフランクな文の時は”gonna(ガナって感じの音)“を使ったりします。

I ‘m gonna eat yogurt this afternoon.

(アイム ガナ …)

慣れるとこちらの方が言いやすいので、お友達と話す時なんかはこちらを使っても良いかもしれません(^^)/

“be動詞+ ~ing”を使う

“be動詞+~ing”は、本来進行形を表現するのに使う形です。

でも、近い未来に確実に起こることに関してはこの形を使えるのです。

「現在」から、「その未来」まで着実に進行しているイメージでとらえると良いかもしれません🤔💡

例えば、明後日東京に行くことが決まっていたら、

I’m going to Tokyo day after tomorrow.

と言えます。

よくある表現では、「今向かっているよー!」というのを”I’m coming!“と言ったりもします。

“will”と”be動詞+going to”は、あまり使い分けに気を付けなくても大丈夫です。

もちろんネイティブからしたらニュアンスの違いがありますが、どちらでもしっかり意味が通りますし、細かい部分を気にしすぎて使うのをためらってしまう方がもったいない💦

しいて言うなら、”be動詞 + going to”の方がより計画的な未来に使うイメージです。

まあ、あまり気にせず未来の話を伝えたいならどちらか言いやすい方を使ってください^^

未来形の否定形

未来形の否定文のつくり方を、それぞれ紹介します。

助動詞”will”の否定形

“will”の後に”not”を付けます。

I will not eat yogurt this afternoon.

(私は今日の午後ヨーグルトを食べない。)

“will not”は”won’t“と省略できます。

読み方は”ウォント”って感じで、”want”と同じような音です👂

I won’t eat yogurt this afternoon.

“be動詞 + going to”を使う

“be動詞+going to”の場合は、be動詞の後に”not”を付けます。

He is not going to be at home this afternoon.

(彼は今日の午後家にいないです。)

マキ
マキ
“is not” は”isn’t”と省略できるよ。

“be動詞+ ~ing”を使う

“be動詞+~ing”の場合も、”be動詞”の後に”not”を付けます。

I’m not going to Tokyo day after tomorrow.

基本的にこの表現は確定した未来に使う表現なので、否定形はあまりないのですが…。

作るとしたら↑の様にbe動詞の後にnotを付けてください。

未来形の例文

未来形の例文を紹介します。

未来形の例文

She will move to Tokyo next year.

(彼女は来年東京に引っ越す。)

They are going to go there.

(彼らはそこに行く。)

She is holding a party tonight.

(彼女は今夜パーティーを開く。)

練習問題

現在形、過去形、未来形のつくり方をここでおさらいしてみましょう。

今から記載する文を、別の時制に直してみてください。

例えば、現在形で記載されている文なら、その文の過去形と未来形を作るということです。

ではいってみましょう!

問題の文
  • I will stay home.
  • She didn’t know about it.
  • They are students.
  • you won’t meet him.
  • he tells the truth.
解答

I will stay home.(未来形)

→現在形:I stay home.

→過去形:I stayed home.

She didn’t know about it.(過去形)

→現在形:She doesn’t know about it.

→未来形:She is going to know about it.

または、She will know about it.

They are students.(現在形)

→過去形:They were students.

→未来形:They will be students.

You won’t meet him.(未来形)

→現在形:You don’t meet him.

→過去形:You didn’t meet him.

He tells the truth.(現在形)

→過去形:He told the truth.

→未来形:He will tell the truth.

または He is going to tell the truth.

いかがでしたか?

過去形の不規則変化以外はある程度決まった形なので何度も使っているうちにどんどん頭に定着してくるはずです🤗

自分で文を作ってみたり、短めの英文を読んだりしてたくさん英文に触れてみてください♬

【最後に】基本時制を抑えれば読解の第一歩はクリア!

いかがでしたか?

今回は、「現在形」「過去形」「未来形」のつくり方や注意点をお伝えしました。

この基本の3時制は英語を理解するうえで絶対に必要な知識なので、何度も繰り返しチェックしてマスターしていきましょう!

この基本の3時制がマスター出来たら次のステップが待っています。

それは「進行形」や「完了形」です。

1つずつマスターしていくと、英語がどんどん理解できるようになっていることに気づくはずです。

一歩一歩、着実に、楽しみながら進んでいきたいですね(^^)/

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