英語の長文リーディングってさ、読んでいくうちにどんどんわかんなくなって理解できないままあきらめちゃうんだよ。。。
慣れてないうちからいきなり長い英文を読もうとすると難しすぎて嫌になっちゃうよね。でも、勉強法を工夫して少しずつレベルを上げていけば気づいたら長い英文も読めるようになっているよ!
リーディングを上達させるために必要な3つのチカラ!
まず、リーディングを上達させるためには、
- 単語力
- 精読力
- 把握力
の3つのチカラが必要です。
リーディングが苦手な人、これからリーディング力を伸ばしたい人はまずこの3つのチカラを育てることを意識しましょう。
これからこの3つのチカラが必要な理由と、その育て方を説明していきますので、読み終わった後には前向きにリーディングの練習に取り組めるはずです👍
単語力でリーディング時のストレスを半減させる
長文読解で1番ストレスが溜まるのは、単語がわからないことです。一般的にストレスなく英文を読むためには、文章全体の98%の単語を知っている必要があると言われています。
100語の文章なら98語、500語の文章なら490語の単語が必要…。それだけ単語力はリーディングにとって必要な要素ということです。
「単語を覚えるのは地味でちょっと退屈…。」と思ってしまいがちですが、そんなこと言ってられないくらい大切なのがわかりましたね!
もちろん、いきなり全文章の98%の単語を覚えろ!というつもりはありません。そもそもどんな単語が出てくるかって文章によって全然違いますしね。
ここでは、「1単語でも多く覚えた方が絶対的に英文を読むことがラクになるんだ」と再認識してください。
精読力で、一つ一つの文の理解力を高める
「単語を覚えれば、リーディングはできるってことね~」とお思いの方!それは違うんです。
いくら単語がわかっていても、その単語がどんな使われ方をしているかを理解できないと、とんでもない解釈をしてしまいます。
つまり、文章を理解するためには文法をきちんと理解して1文を正確に読解(精読)する力がとても重要なのです。
リーディング上達のコツではよく「多読」という言葉を目にします。これはこれでとても大切な練習ですが、その前に「精読」する能力が絶対的に必要です。
しっかり1文を理解する力がないまま多読をしても、結局書いてあることが理解できずに挫折してしまいます。
「とにかく量をこなせばだんだんわかってくる(はずだ!)」っていうのは少し乱暴ですよね。
1文をしっかり理解するのに読む単語は10~20単語程度。訳が分からないまま長文を読むよりずっと頑張れそうな気がしませんか?
その積み重ねで長文が読めるようになってくるのです!
把握力で、文章全体の伝えたいことを的確に理解する
単語力・精読力を鍛えたら、いよいよ長文に挑戦です。この時必要なのは文章が伝えていることを大枠で把握する力です。
「この記事は何について書かれた記事かな?」
「この人の意見は賛成/反対どっちかな?」
「この文章で一番問題視されている点は何かな?」
こういったことが理解できる力です。
この力は、英語力だけではなくて国語力というか文章理解力が必要になってきます。また、内容によっては専門的な知識が必要かもしれません。
どれだけ1つずつの英文を理解できても、その文章の伝えたいことを汲み取れなければ文章を理解したとは言えません。
この力を鍛えるためには多くの文章を読む多読がオススメです。下で、さらに詳しく3つの力を育てるためのステップをご紹介しているので、続けて見ていきましょう。
単語力を育てる3つのポイント
目標は一つに絞ろう
まず単語学習で意識してほしいのは、1つの単語を見たら0.1秒で意味を言えるようになること。これだけです。シンプルですね。
英単語を見て、「う~ん」と悩んでから正解を答えられるレベルでは、まだ身についたとは言えませんので、0.1秒、瞬時に応えられるというところを意識してください。
1つでも多くの英単語の意味を覚えるため、絶対にするべきことのみに照準を絞りましょう。
つまり、した方がいいけど絶対に必要ではないことにはいったん手を付けないということです。
「した方がいいけど絶対に必要ではないこと」とは、例えば以下のようなものです。
- 反意語/形容詞系/名詞系/を覚える
- 類義語を覚える
- 例文を覚える
- 1つの単語から派生して色々なことを覚えようとしても結局混乱してしまい全てが中途半端になってしまいがちです。
限られた時間と限られた脳の容量しかない私たちは、1つでも多くの英単語の意味を理解することに集中しましょう!
そうすることで勉強の負担が減るにもかかわらず成果は上がってきます。
音読をして覚えよう
声を出せる場所で勉強する場合は極力声に出して単語を覚えましょう。声が出せない場合でも、単語の音を聞くことができるアプリで単語勉強をすると効果的です。
なぜなら、正しい音で読めていない単語の意味を覚えられるということはほとんどないからです。
例を挙げてみましょう。
下の文を読んでみてください。
・This is a pen.
この文を読むとき頭の中で、「ディス イズ ア ペン」と言いませんでしたか?
これが、単語の音を理解しているということです。
この時点で、「Thisってどう読むんだ…?」となってしまっている単語の意味を覚えられるとは思いませんよね?
まずはこの単語が「ディス」という読み方をするとわかるからこそ「ディス」っていうのは「これ」っていう意味なんだ!と人は理解できるのです。
「単語の音(読み方)がわかる→単語の意味を覚えられる」という段階があることを理解しておくと、単語学習がより効率的になります。
1月に6回以上同じ単語を見よう
まずは、覚えたい単語を目にする機会を増やしましょう。
具体的には、1日に覚える単語を10単語決め、これを5日分作ります。これで50単語のリストができます。
1日~5日は各10単語ずつを覚えます。6日目からは、1日目に覚えた単語を繰り返し復習していきます。ひと月は大体30日なので、月末まで繰り返せば各単語大体6回ずつ触れることになります。
単語が覚えられない大きな原因の一つは圧倒的に触れる機会の少なさです。人間の脳は、使うことのない記憶はどんどん引き出しの奥にしまってしまいます。
いかに多くの回数単語に振れられるかで、どれだけの単語が覚えられるかが決まってくると意識しましょう。
精読力を育てる3つのポイント
文法力を鍛えよう
精読力を育てるためには何よりも文法の知識が必要です。
何が主語になっているのか、この動詞は受け身なのか、進行形なのか、どの主語が行ったものなのか…。
文の構造がわかっていなければ理解できないものだらけです。
文法は、文章を作るためのルールです。ルールを知っているから文章をよく理解でき、楽しく英文を読むことができるのです。
これは、スポーツでも同じですよね。ルールを知っていると野球もサッカーもとても楽しいですが、ルールが全くわからないと「なぜ点が入ったの?」「急に相手ボールになっちゃった…なんで?」と、わからないことだらけで楽しめません。
文法というと苦手意識を持ってしまう人が多いですが、英語を楽しむためのルールを知るチャンスだと思って取り組んでみましょう。
短い文をじっくり理解しよう
精読するときには、1文程度の短いものから始めましょう。目的は、文法をしっかりと理解して英文をほぼ完全に理解することです。
この目的を達成するために1,000語もある文章を読もうとしたらそれだけで疲れて嫌になってしまいますよね。
まずは1文ずつ。丁寧に英文を理解していきましょう。
わからない単語/文法は調べて、自分の頭に定着させよう
精読をしている間は、わからない単語、文法は細かく調べて自分に定着させましょう。
実生活や試験の中で長文読解をする場合は、わからない意味は推測するしかありませんし、その訓練も必要です。
でも、精読の段階では自分の単語力や文法力を鍛えるチャンスとしてとにかく細かく理解することを意識しましょう。
そうすることで実践の場で「わからない」と思うことを少しでも減らすことができます。
理解力を育てる3つのポイント
タイトルや、よく出てくる単語に注目しよう
まずは文章頭のタイトルに注目します。メールだとすれば件名です。タイトルや件名は必ずその文章で伝えたいことの大きなまとめになっているはずです。
章が分かれている場合は、章ごとのタイトルも注目してみましょう。どの様な展開で話が進んでいくかが掴みやすくなります。
また、文章をよく読んでいる中でよく出てくる単語があれば、それは内容にも関連する重要な単語のはずです。
そうした単語がどういった意味合いで使われているかに注目してみましょう。
親しみのあるトピックから始めよう
長文読解を練習し始めの時は特に自分の身の回りの話や、興味のある話をしている文章を選んで読んでいきましょう。
自分に身近な内容から始めたほうが、文章を理解するということに集中できます。
専門的な医学書について書かれている文章を、まったく医療と関係ない人が読むのは日本語でもなかなか難しいはずです。そんな内容を英語で理解しようとしたら、難しすぎて途端にやる気をなくしてしまいそうですよね。
自分のモチベーションを保つためにも、親しみのある内容から少しずつ難しい内容に挑戦していきましょう。
わからない単語があっても推測で内容を補う練習をしよう
わからない単語を飛ばしても内容を推測する力が長文のリーディングには欠かせません。
なぜなら、どれだけ単語力を鍛えたとしても文章の中に自分の知らない単語が全く入っていない状態を作れる可能性はかなり低いからです。
そのため、様々な種類の文章を読み、まずはわからない単語が含まれている文章を読むことに慣れましょう。
そして、その内容を推測する練習を積みましょう。
「今までの文章の流れから、〇〇に関する単語かな?」
「〇〇の部分はわからなかったけど、最後の1文で△△とまとめているから、この文章が伝えたいことはこれだな!」
といったように、大体こんなことを言っているということは文章をたくさん読んでいると掴めるようになってきます。
はじめはわからない単語が気になってそれに捕らわれてしまがちですが、多くの文章を読んでいくうちにわからない単語があることに慣れて、文章の本質を理解できるようになってきます。
効率良くリーディング力を鍛えるならTOEICがオススメ
単語力・精読力・把握力すべての項目を網羅
TOEICのリーディングは基本的に文法パートと、長文読解パートに分かれています。
文法パートでは、文章の中から1文を抜き出して出題されることが多いです。そのため、1文をしっかり理解できるようにする「精読」の練習ができます。
また、長文読解も多く出題されるので、対策を行っていくうちに要点に注目するクセが付けられ、「把握力」を鍛えることができます。
しかも、TOEICの内容は日常生活にやオフィス内での出来事が中心です。難しい前提知識を必要としないので、誰にでもなじみ深い内容から取り組むことができます。
単語力は言うまでもなくどこのパートにも必要なので自然に勉強できまね!
この様に、リーディングが上達するのに重要な3つのポイントを余すことなく網羅しているので、TOEIC対策をしっかり行えばリーディング力を伸ばすことができます。
特に、まだTOEICを受験していない人、リーディングに自信がない初級者の方はまずTOEIC受験を目標にしてみることをオススメします。
ある程度力がついてきたと感じたら専門性の高い文献に挑戦してみましょう!
対策教材が充実している
TOEICは日本でとても人気のテストなので、対策が充実しています。
対策が充実しているということは、解説も充実しているということです。
「まずはこの単語を覚えましょう!」
「過去完了形はこういった時に使うんですよ。」
といった道順を示してくれる教材があると何をすればいいか明確になって頑張れそうですよね。
ただ漠然と「英語を勉強しよう」と思っても、実際には何をすればいいかわからず手が止まってしまうものです。
勉強を進めていく道順がまだ一人ではわからない人こそTOEICという指標があると勉強しやすいはずですよ(^_-)-☆
スコアが見えるのでモチベーションアップ
TOEICは試験を受けると必ずスコアが出ます。
スコアが出るということは、自分の今の立ち位置がわかるということです。
しかもTOEICは各パートのスコアが出るので、自分の弱点を把握することもできます。
自分の実力を知ると、何に力を入れて勉強する必要があるのかが見えてきます。課題が明確になれば後はそれに向けて努力するだけ!
もしスコアが悪かったらその悔しさをばねにしてスコアアップを目指しましょう。
そうしていくことでモチベーションを維持しながら勉強に取り組むことができます。
オススメ教材はスタディサプリTOEIC対策コース パーソナルコーチプラン
単語×精読×把握が一つのアプリで勉強出来る
スタディサプリのTOEIC対策コースはTOEICの全パートを網羅しています。つまり、単語も、文法も、長文問題も全て一つのアプリで勉強できるということです。
他のアプリは単語アプリ、文法アプリ、長文読解アプリといったように分かれていることが多い中、全てのパートを1つのアプリで勉強できるのはかなり楽ちんです。
いくつものアプリをインストールして、結局やらなくなっちゃった…ということを防ぐためにも1点集中でスタディサプリのTOEIC対策を選んでみることをオススメします。
一時停止ボタンで、細かいスキマ時間も勉強できる
スタディサプリには一時停止ボタンがついているので、何か別で対応が必要になった時途中でストップすることができます。
だから、本当に細かいスキマ時間でもアプリを開いて勉強できるのです。忙しい社会人にとっては、細かいスキマ時間をいかにうまく利用するかが成功の分かれ道とも言えます。
スタディサプリのTOEIC対策コースでちょっとしたスキマ時間も有効に利用してきましょう!
つまずいたときはコーチがしっかりサポートしてくれる
本気でリーディングの力を身に着けたい人には、スタディサプリ TOEIC対策コースの中でもパーソナルコーチプランがオススメです。
文字通り、専属のコーチがついて勉強スケジュールの管理や疑問点の解消をしてくれます。
文法問題って、解説を聞いてもいまいちピンとこないことがありますよね。完全独学だとわからないところが解決できず、モチベーションが下がってしまいます。
モチベーションが下がってしまっては忙しい生活の中で勉強を続けるのは難しいですね…。
スタディサプリのTOEIC対策講座 パーソナルコーチプランなら、疑問点を解決してくれるコーチがいるので勉強がはかどりモチベーションがアップします!
最後に
いかがでしたか?
リーディングが上達するために必要な3つのチカラ
- 単語力
- 精読力
- 把握力
- をしっかり鍛えれば、着実に実力がついてきて、英語を読むことが楽しくなりますよ!
また、リーディング力を向上させるためには、スタディサプリTOEIC対策パーソナルコーチプランでTOEICの勉強をしてみることがオススメです。
正しいやり方で継続すればリーディング力は必ず伸びてきます。少しずつでも続けることを意識して地道に進んでいきましょう!
スタディサプリ TOEIC対策コースパーソナルコーチプラン
大手企業リクルートが、本気でTOEICのスコアアップを実現するために開発した「スタディサプリEnglish TOEIC対策 パーソナルコーチプラン」
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サービス利用開始後の継続率が93%のパーソナルコーチプランを利用して、今度こそTOIECのスコアアップを達成させてみてはいかがでしょう?
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