今回は形容詞の使い方の基本を紹介します!
ここでお伝えする、「形容詞の基本的な使い方」を理解できれば、ちょっと違うかたちを使って形容詞を表現する応用編も理解しやすくなります^^
- 形容詞を英語で表現するときの基本ルール
- 形容詞に多い単語の語尾
- よく使われる形容詞
- 形容詞を使った例文
▼参考資料▼
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【形容詞の使い方】絶対に覚えておきたい3つのポイント
形容詞を理解するために、まずは次の3つのポイントをおさえておきましょう。
- 形容詞は名詞を説明する
- 名詞とくっつくタイプと、be動詞を使うタイプがある
- 形容詞によくある語尾は”ful”,”al”,”ive”,”ous”,”ant”,”ic”,”able”
形容詞の役割は名詞を説明する
形容詞の役割は、名詞を詳しく説明することです。
次の英文をご覧ください。
【名詞】
a flower(花)
【形容詞で説明】
a beautiful flower(美しい花)
名詞の前に形容詞を置いて、その名詞を説明します。
複数の形容詞を名詞の前に持ってきて、より詳しく説明することもできます。
【形容詞1つを使った文】
a beautiful flower(美しい花)
【複数の形容詞を使った文】
a small yellow beautiful flower(小さな黄色い美しい花)
ただの「花」だけでは情報が足りず、何もイメージできませんよね。
でも、「小さな黄色い美しい花」と言われれば、かなりイメージが絞れます。
このように、形容詞は名詞を詳しく説明することで具体的なイメージを持たせる働きがあります。
名詞とくっつくタイプと、be動詞を使うタイプがある
形容詞が名詞を説明するとき、そのやり方は2つのタイプがあります。
その2つのタイプをご説明します。
①名詞とくっつくタイプ
⇒a beautiful flower(美しい花)
②be動詞を使うタイプ
⇒a flower is beautiful.
①の名詞とくっつくタイプは、最初に説明したものです。
名詞の前に形容詞を置いて、後にくっついてくる名詞を説明します。
②は、is の前の名詞(主語)を説明します。
名詞の前に置いて説明するだけでなく、be動詞と一緒に主語である名詞を説明する働きもあるので頭に入れておくと便利です。
形容詞によくある語尾は”ful”,”al”,”ive”,”ous”,”ant”,”ic”,”able”
形容詞によくある単語の語尾というものがあります。
テストで品詞の問題を解くときも、形容詞を選ぶ問題が出たらまずは単語の形をパッと見てすぐ形容詞がどれかわかったら便利ですよね。
次の形をしていたら形容詞の可能性がかなり高いので
- ful
- al
- ive
- ous
- ant
- ic
- able
それぞれの語尾を持つ代表的な単語を挙げていきます。
単語 | 意味 |
useful | 便利 |
awful | ひどい |
careful | 注意深い |
painful | 苦しい |
cheerful | 元気のいい |
doubtful | 疑わしい |
faithful | 忠実な |
graceful | 優雅な |
peaceful | 平和な |
単語 | 意味 |
alive | 生きている |
naive | 単純な |
active | 活動的な |
massive | どっしりと大きい |
adaptive | 適応性の(ある) |
adoptive | 養子関係の |
creative | 創造的な |
visible | 目に見える |
negative | 否定の |
単語 | 意味 |
anxious | (…を)心配して |
curious | 好奇心の強い |
dubious | 不審に思っている |
jealous | しっと深い |
nervous | 神経質な |
serious | まじめな |
various | さまざまな |
enormous | 巨大な |
fabulous | すばらしい |
単語 | 意味 |
giant | 巨大な |
vacant | 空いている |
elegant | 上品な |
instant | 今すぐに |
abundant | (あり余るほど)豊富な |
arrogant | 横柄な |
dominant | 支配的な |
pleasant | (人に喜びを与える意味で)楽しい |
distant | (距離的に)遠い |
単語 | 意味 |
basic | 基礎の |
genic | 遺伝子の |
atomic | 原子の |
cosmic | 宇宙の |
cyclic | 周期的な |
ethnic | 民族(的)の |
exotic | 異国情緒の |
heroic | 勇ましい |
ironic | 勇ましい |
単語 | 意味 |
stable | 安定した |
unable | できないで |
forgettable | 忘れられやすい |
capable | (…が)可能で |
respectable | りっぱな |
portable | 持ち運びできる |
reasonable | 合理的な |
sustainable | 持続できる |
valuable | 高価な |
上で挙げたような単語に見慣れておくと、テストで形容詞を選ぶ問題も選びやすくなります^^
【形容詞の使い方】練習問題
《問1》
there are () customers today.
a. various b.variety
《問2》
you should take a () course.
a.basic b.basically
《問3》
The city is () from our home town.
a.distance b.distant
《問1》
答え:A
〈解説〉
customerの前に()が付いているので、customerを説明する形容詞を入れる必要があると推測します。
2つの選択肢のうち形容詞は語尾が “ous”になっている”various”です。
“variety”は「多様性」という意味の名詞です。
《問2》
答え:A
〈解説〉
()の前に”a”という冠詞があり、()の後には”course”という名詞があります。
“a course”の間に入れることができるのは、名詞を説明する形容詞のみです。
2つの選択肢のうち形容詞は語尾が “ic”になっている”basic”です。
“basically”は「基本的に」という意味の副詞です。
《問3》
答え:B
〈解説〉
a.”distance”は「距離」という意味の名詞です。
()に入れると、「その市は私たちの生活故郷から距離です。」となり、意味が通りません。
b.”distant”は「遠い」という意味の形容詞です。
()に入れると、「その市は私たちの生活故郷から遠いです。」となり、意味が通ります。
いかがでしたか?
形容詞は、単語の語尾や、意味的に名詞を説明しているかどうかで見分けることができます。
たくさんの文に触れると自然と見分ける力がついてくるので、意識的にたくさんの文を読んでみることをおススメします^^
【最後に】
いかがでしたか?今回は、形容詞の基本的な使い方について紹介しました。
形容詞を理解するうえで大切なのは次の3つです。
- 形容詞は名詞を説明する
- 名詞とくっつくタイプと、be動詞を使うタイプがある
- 形容詞によくある語尾は”ful”,”al”,”ive”,”ous”,”ant”,”ic”,”able”
形容詞は星の数ほどあるので一つ一つ覚えるのは大変ですが、語尾の特徴を見ると推測ができるので便利です♬
たくさんの文に触れて、どんどん”形容詞の勘”を育てていってください^^
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