スコアが伸びないのには必ず原因があるから、それを明確にして解決することが大切だよ。
今回は、TOEICのスコアが伸び悩んでいる人のために、目標スコアの壁を越えるためのポイントを紹介します。
是非最後までご覧いただき、TOEICのスコアアップにお役立てください♥
TOEICスコアが伸びないと感じた時のチェック項目
まず大前提！勉強時間が足りているかを確認しよう
1番初めに確認したいことは、「勉強時間は十分か」ということです。
どれだけ効率的で正しい勉強法を取り入れていても、実際に勉強している時間が短ければ効果はかなり出にくいです。
一般的にTOEICのスコアアップに必要な時間を表したグラフがありますので見ていきましょう。
（参照：Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』P.6)
縦軸が現在あなたが持っているスコアで、横軸が目標スコアです。
例えば、現在のスコアが550点の場合、750点を達成するためには450時間が必要です。
もちろんこの時間は目安なので、厳密にこの時間以上勉強しなくては成果が出ないというわけではありません。
ただ、「200点のスコアアップを目指しているのに、トータルで100時間しか勉強していない」という状況だとすれば、勉強時間が明らかに足りていないのがわかると思います。
とはいえただ闇雲に勉強時間だけを増やせばいいわけではないので、最低限のラインとして、週7時間勉強できているかをまず確認しましょう。
週に7時間以上勉強できているかチェック！
感覚的でもいいから意識してみてね＾＾
TOEICはスコアごとにぶつかる壁の種類が変わります。
ここからは、スコアごとにチェックすべきポイントを紹介します。
0～500点の人は語彙力強化に集中できている？
0～500点の人は、まだ英語の基礎が固まっていない場合がほとんどです。
英語の基礎とは「単語力」と「文法力」を指します。
その中でも、特に初心者はまず「単語力」を伸ばすことに集中しましょう。
単語力強化に力を入れているかチェック！
知っている単語の数があまりにも少ないと、理解できる幅が極端に狭くなります。
0～500点のうちは、実践問題集を解く前に単語力を鍛えましょう。
単語を覚えるコツは以下の記事で説明しています。
505～700点の人は実は文法理解に穴があるかも…
500点以上取れている場合は、少しずつ単語力がついてきている状態でしょう。
ここで1番確認したいのは、「文法理解に時間を割けているか」です。
文法理解に時間を割いて勉強できているかチェック！
この時期は、ある程度英語の知識が付いていてTOEICの実践問題に集中してしまいがちです。
でも、505～700点で伸び悩んでいる人は、文法理解に穴がある場合が多いです。
TOEICのパート5の様な短文を精読する
→精読とは、文内の1つ1つの語句の意味や役割を明確にしながら正しく文全体の意味を把握することです。
→精読すると、理解できていない部分が浮き彫りになるのでオススメ。
パート5の問題を精読したとき、「うまく理解しきれないな」と感じたら、もう一度文法理解に力を入れましょう。
文法理解は、「わかりやすい先生・教材」を使うことが1番大切です。
文法はどうても小難しくてつまらないイメージが付いていますよね。でも、実際は違うんです。
本当にわかりやすく説明してもらえると、「文法ってこんなに面白いんだ！」と驚きます＾＾
私のオススメは、神授業でおなじみのカリスマ講師、関先生の講義を聴きながら文法を学ぶことです。
スタディサプリなら、文法講座に加えて、TOIEC対策の極意まで関先生のわかりやす～い講義動画がいつでも見放題です！
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TOEICの文法パートを攻略するポイントを知りたい人はコチラの記事もオススメです。
705点～の人は実践問題を丁寧に理解しながら解いてる？
705点以上の人は、ある程度文法の基礎も固まってきていると思います。
この段階の場合は、TOEIC試験への慣れもスコアアップの重要なカギになってきます。
実戦形式での練習を集中的にしているかチェック！
TOEICは制限時間のわりにかなり問題数が多く設定されています。
そのため、TOEICでスコアアップするには以下の力が必要です。
- テンポよく問題を解く力
- 長時間問題を解き続ける力
何度も実践練習を経験すると、1問に対してどの程度なら悩んでも良いかの感覚がつかめてきます。
また、はじめはとてつもなく長く感じる2時間も慣れてくると苦痛が和らぐのでおススメです。
TOEICでも全く同じだよ！
また、テストの答え合わせをしたら、しっかりと振り返りをしましょう。
振り返りの中で、答えを見てもいまいち理解できていない部分が出てくるはずです。
その部分を放置せずに解決できると一つずつステップアップできます。
ある程度のレベルで伸び悩んでいる場合、直面している壁の難易度も上がっているので、独りきりで解決するのが難しいことがあります。
自分一人では限界かも…と感じたら、早めにプロの力を借りることを選べると最速で壁を突破できます。
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パート別のチェックリストで伸び悩みポイントを洗い出す
これまでスコア別に、伸び悩んだ場合のチェックポイントをお伝えしてきました。
次は、パートごとに伸び悩んでいる場合のチェックポイントをお伝えします。
「リスングがどうしても伸びない」、「リーディングがどうしてうまくいかない」などそれぞれに悩みを持っていると思いますので、当てはまる方を選んでチェックしてみてください＾＾
リスニングパートのポイントは「発音法」と「集中力」
リスニングパートが伸びない…と思っている人は、以下の2つのポイントを強化しましょう。
- ネイティブ独特の発音法を理解する
- 英語を正確に聴き取る集中力を鍛える
じつはネイティブの人は、日本の学校教育では教えていない発音法で会話をするんです。
日本の学校教育で教えている発音法を「強形」、ネイティブが話す発音法を「弱形」といいます。
今まで学校で習っていた発音と違う発音で会話されたら、聴くことが出来ないのも当然です。
「弱形」の特徴を把握できれば、英文の聴こえ方がずいぶん変わってきますよ＾＾
「強形」「弱形」については、以下の記事で詳しく説明しています。
「英語正確に聴き取る集中力」を鍛えるのに1番オススメなのは、ディクテーションです。
英文を書き取るには、通常より集中して英文を聴く必要がありますよね。
英文を聴き取ろうとしても、はじめのうちはかなりの確率で途中から頭ボーっと状態に突入してしまいます。
正確に英文を聴き取るために、まずは英文を聴き取る集中力を育てることから始めましょう！
リスニング対策のポイントをわかりやすく教えてくれる教材が知りたければ、以下の記事がオススメです。
リーディングパートのポイントは「精読力」と「把握力」
リーディングパートで伸び悩んでいる人は、やはり「単語力」と「文法理解」が足りていない可能性が高いです。
まずは問題の文章を1文ずつ丁寧に読んで、わからないところをあぶり出しましょう。（精読）
精読である程度力が付いたら、今度はたくさんの文章を読んで、即座に英文を解釈する力を育てましょう。
また、TOEICのスコアアップに関しては、似たような文法問題や言い回しが良く出ます。
実践問題をたくさん解く中で、そういった「TOEIC独自のクセ」に慣れていくことが大切です。
TOEICの実践問題を解いて実力をつけるには、スタディサプリEnglish がオススメです。
TOEICを知り尽くしたプロが作り上げた実践問題集は解きごたえバツグンですし、問題の解説は文章だけではなく動画講義もあります。
プロの力を借りるなら、スタディサプリが断然コスパ最強です。
TOEICで伸び悩む人のありがちなパターン
TOEICのスコアが伸び悩んでいる人には、共通するパターンがあるので、当てはまっていないかチェックしてみましょう。
勉強するにあたっては、自分の現在持っているスコアによって集中べきポイントが変わります。「あれもやったほうが良い…」という気持ちで色々なものに手を出してしまう場合がありますが、「絶対にやらなければならないこと」だけに絞って勉強しましょう。
「ただ闇雲に問題を解いて、その後解説を軽く読むだけ」という人は成果が出るのに時間がかかります。
振り返りを怠ると、本当に自分に必要な勉強が見えてきません。
弱点を把握できないなら実践問題を解く意味が半減してしまうと肝に銘じておきましょう！
当てはまるところがあるな、と感じた人は、今日からやり方を変えてみましょう(^^)/
【最後に】TOEIC対策は戦略を立てて！難しければプロの知恵も借りよう
いかがでしたか？ 今回は、「TOEICスコアが伸びない…と悩んでいる人へが確認すべきこと」をお伝えしました。
うまくいっていないということは、何か改善するポイントがある場合がほとんどです。
改善ポイントはより早くわかっていたほうが対策しやすいですよね。
改善ポイントを見つけるのに長い時間をかけてしまっていてはいつまでたってもTOEICスコアは伸びません。
無駄な無く効率的に自分の課題を見つけるためには、プロの力を借りることが有効です。
自分専属のプロ（コーチ）がいてくれると、客観的に自分に不足している点をしてきしてくれますし、何より毎日の励ましが勉強を頑張るモチベーションになります。
本気でTOEICでスコアアップしたいと思っているのであれば、コーチング付きのスクールを試す価値は大いにあります。
うまくいかない方法を繰り返してあなたの貴重な時間を無駄にしてしまうのはあまりにももったいないです。
利用できるものは利用して、効率的に目標達成していきましょう！＾＾
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