TOEICのパート1って短いけど意外と難しいんだよな…。
対策法をおしえてくれ~!
オッケー!じゃあ今日は、パート1を対策するために最重要なポイントと対策法を紹介するね。
TOEIC パート1は、ひっかけポイントが多いという難しさがあるものの、出題パターンが似ているという特徴もあります。
特徴的な出題パターンと、引っ掛かりやすいポイントをわかっているだけでずいぶんパート1は解きやすくなりますよ!
- TOEICパート1を苦手に感じている。
- TOEICパート1の特徴や対策ポイントが知りたい
- TOEICパート1の勉強方法が合っているか確認したい
TOEIC パート1の出題パターン
ビジネスシーンより、日常生活の一コマが多め
TOEICといえばビジネスシーンで利用する英語のイメージが強いですが、パート1では日常シーンからの出題が多いです。
- レストランでのワンシーン
- 食材や商品がたくさん並ぶお店のシーン
- 家や庭で作業している人のシーン
- 乗り物にまつわるシーン(乗り物に乗る、駐車/停泊している)
日常シーンからの出題が多いため、出てくる単語も日常シーンにまつわるものが多くなります。
- Park(駐車する)
- Try on~(試着する)
- display(陳列する)
- pedestrian(歩行者)
TOEIC対策に特化した単語集の中で、日常風景を描写するときに使うような単語が出てきたら、「パート1で出そうな」と思っておくと記憶が定着しやすいですね。
動作、状態の描写が多い
パート1は、問題用紙に掲載されている写真の説明として正しいものを選ぶ問題です。
なので、誰が見ても明確にわかる動作や状態が回答になります。
よく利用される表現
- 〇〇は△△しているところだ
- 〇〇は△△されているところだ
- 〇〇は△△だと思っている(考えなどは写真ではわからない)
- 〇〇は△△だった(過去のことは写真ではわからない)
出題する方式が絞られることで、使われる文法も絞られるところがパート1の嬉しいところです。
現在進行形や、受動態の進行形など、パート1にはものすごくよく出る文法パターンがあります。
- 受動態+進行形(~されている(途中だ))
- 受動態+現在完了形(~されてしまった)
- 進行形(~している)
パート1を対策するうえでとても大切なので理解を深める為しっかり振り返りをしてください^^
TOEIC パート1での引っ掛かりやすいポイント
パート1は、放送される英文が短いので簡単に思われがちですが、ひっかけポイントが多いパートでもあるんです。
慣れていないと引っ掛かりやすい要注意ポイントを紹介しますので、対策時のヒントにしてみてください^^
「まとめ単語」で予想と違う単語を使う
TOEICのパート1では、「乗り物」「道具」「食べ物」といった、物の総称を選択肢に入れることが良くあります。
- Viecle(乗り物)
- food(食べ物)
- instrument(楽器)
- tool(道具)
あえて「車」、「オレンジ」「ピアノ」といった固有の単語を使わないことで、聴く人に「この選択肢は違うかな?」と感じさせるひっかけ問題です。
まとめ単語は、TOEICパート1の超定番パターンなので、TOEICに特化した単語帳ならまとめ単語を網羅したコンテンツになっているはずです。
単語練習中にまとめ単語に遭遇したら、「あ、パート1に出そうだな。」と注目してみてください。
誤りの選択肢にまとめ単語を使ってくる場合もある
パート1によく出るまとめ単語ですが、必ずしもその単語が出てきたからと言って正解になるわけではありません。
誤りの選択肢にまとめ単語が使われていることもあるので、「この単語が出てきたらすぐ正解」と思うのではなく、しっかり文を聞き取りましょう。
とはいえ、まとめ単語の意味を知っていると、瞬時に情景がイメージしやすいので絶対的に有利です。
しっかり覚えていきましょう^^
最後の1単語だけが違う
パート1では、「お、合ってる」と思わせておいて最後の1単語が誤り、という選択肢が良く出ます。
《問題の画像》
《選択肢》
ー
in a garage.
誤り:A vehicle has been leftこの選択肢の場合、パート1の頻出単語であるVehicleというまとめ単語があります。
余計に「これで合ってる!」と早とちりしやすくなりますね。
最後の単語まで聴ききる意識をしっかり持ちましょう。
紛らわしい音で惑わす
パート1では、正解と勘違いさせる「紛らわしい音」が良く出てきます。
《問題の画像》
《選択肢》
ー彼女は道具を使っている
folding a cloth.
ー彼女は布を折りたたんでいる
「Folding」を「Holding」と聞き間違えると、She’s holding a cloth.(彼女は布を握っている)となり、正解になってしまいますよね。
この様に、似た音をした単語で「正解?」と思わせるひっかけ問題が出てくるのがパート1の特徴です。
TOEICパート1の効果的な対策法
ディクテーション/シャドーイングで細かい音も聴き取れる耳を作る
パート1の対策をするのに何といっても効果的なのはディクテーションとシャドーイングです。
英文の音声を聴き取り、書き起こすこと
英文の音声の後を追って口に出して発音する
パート1は紛らわしい音の単語が出たり、最後の最後で誤った単語を使ったりと、細かい部分を聴き取れる力がとても大切です。
- 細かい音を聴き分ける力が付く
- ネイティブ独特の発音法に慣れる
- 最後の最後まで聴ききる集中力を育てられる
聴こえた英文を書き取ったり、聴こえてきたままの英文を自分の口で発音するって、簡単じゃないですよね。
だからこそ、英語の発音についてより注意深く聞くようになります。
注意深く英文を聴くと、実際にネイティブがどんな発音をしているかよく理解できるので、似た音の聴き分けがしやすくなります。
また、ディクテーションとシャドーイングを繰り返すと、「集中してい英語を聴く」力が育つので、最後の最後まで聴ききる力を手に入れることが出来ます^^
TOEIC対策に特化した単語集を使い、パート1の頻出単語を意識
パート1に限らず、TOEIC対策をするなら必ずTOEIC対策に特化した単語集を利用しましょう。
TOEICは似たような問題が多く出題されるので、必然的に単語も似たようなものが多く出ます。
その中でも、パート1で出やすい単語の種類があるので、単語集で次のような単語が出たら「あ、パート1で出そうだな」と意識してみてください。
- viecle(乗り物)
- food(食べ物)
- instrument(楽器)
- tool(道具)
- merchandise(商品)
- produce(農作物)
- baggage/luggage(荷物類)
- machine(機械)
- equipment(装置・機器)
- device(機械)
- document(資料)
- clothing(衣料品)
- furniture(家具類)
- product(製品)
- item(商品)
- footwear(履物)
- opposite(~の向かいに)
- surround(囲む)
- in line(列になって)
- in the same direction(同じ方向に)
- across from each other (お互いに向かい合って)
- face to face(面と向かって)
- in front of(~の前に)
- around the corner(角を曲がったところに)
- in a row(一列に)
- be situated / be located(位置している)
- face away from(~とは別の方を向く)
単語を覚える時は、声に出して音も確認しながら読むとベストです👍
完了形・進行形・受動態を中心に振り返り
記事冒頭でも書きましたが、パート1は写真を見て明確にわかる状態が正解になります。
そのため、使われる文法の形式も似通ってきます。
- 受動態+進行形(~されている(途中だ))
- 受動態+現在完了形(~されてしまった)
- 進行形(~している)
上記3つの形で英文が流れてきたとき、どんな状態なのか瞬時にイメージできるようにしっかり基本文法を振り返りましょう。
問題の解説を読むときは、正答だけに注目するのではなく、誤っている選択肢も丁寧に読んで文の構成を理解すると文法力を育てることが出来ます^^
文法力が育つと、文の理解度が増すので英文を聴いた瞬間にその状態をイメージしやすくなります。
全ての選択肢で瞬時にイメージが出来れば、誤ったイメージを削除することも楽になりますよね。
- 完了形・進行形・受動態を中心に文法講義や参考書で振り返り
- 解いた問題は誤りの選択肢まで丁寧に文の構成を確認
- 疑問点は放置しない。先生がいれば必ず質問する。いなければできる限り調べる。
1つ1つ丁寧に振り返ることで着実に文法知識を増やしていきましょう!
【最後に】パート1はテストの入り口!自信をもって迎えられる対策をしよう
いかがでしたか?
今回は、TOEIC パート1の特徴と対策法についてお伝えしました。
放送されるのは短い文なので簡単かと思いきや、色々とひっかけポイントの有るクセものパートだということがわかったと思います。
基本の単語/文法強化とあわせて、実践問題を丁寧にそしてたくさん解きましょう!
TOEIC パート1はテスト全体で一番初めに取り組むパートです。
幸先よくスタートするためにも、この記事にある対策を丁寧に取り組んでみてください♬
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