この記事を読めば、ITエンジニアに英語力が備わることでいかに市場価値が高くなるかがわかります。
実際どの程度の年収が期待できるのかも記載しているので、是非最後までご覧ください^^
英語はITエンジニアの大きな武器になる!3つの理由を紹介
好条件・高収入企業のIT部門は英語と触れる機会が多い
収入が期待出来たり、最先端の技術を取り入れている企業ほど、英語の使用頻度は高くなります。
理由は次の3つが挙げられます。
- 技術力の高い外国人エンジニアを積極的に採用している
- 大規模な開発ではオフショアが取り入れられる可能性大
- 海外支社のIT部門とのやり取りが必要
好条件・高収入が期待できるということは、企業としての規模が大きいか、相当に成長している企業ということです。
そういった企業は、率先してスキルの高いエンジニアを獲得します。
中には、日本語はそこまで得意じゃないエンジニアもいるでしょう。
そういった優秀なエンジニアと英語でやり取る出来る日本人は、かなり希少です。
その為、英語が理解できるエンジニアは市場価値がとても高く、好条件・高収入企業からのオファーも多くなります。
また、大手企業であれば海外に支社やオフショア開発先を持っていない方が珍しいと言っていいほど、ほとんどの企業が海外に進出しています。
会社として海外に進出している以上、英語の利用頻度が増えるのは当然です。
IT分野で海外と日本の橋渡しができることを伝えれば、あなたの価値はグッと高まります。
デジタル・ITスキルの需要は世界中で拡大
英語ができるということは、国内だけでなく海外に就職することも可能になるということです。
つい、国内で働くことしか考えずに転職や就職を考えてしまいがちですが、今の時代、どこでだって就職できます。
特にITエンジニアは専門的なスキルを持っているため余計に海外企業でも通用しやすいのです。
しかも、海外の企業の方がITエンジニアの待遇がずっといい場合って結構あります。
視野を広げてみることで、あなたに合った職場環境を見つけることが出来る可能性はとても高いです!
以下は、ニュージーランドでプログラマとしてお仕事をしているはっしーさんの動画です。
- なぜ海外移住を決めたのか
- 日本とニュージーランドの働き方の違い
について、リアルな話が聞けるので是非チェックしてみてください。
https://youtu.be/RKcecN5TAZU
https://youtu.be/0fbybwSBXUM
また、2019年の採用動向でも、以下の様な分析結果が出ています。
デジタル・ITに関わるスキルセットへの引き合いが世界全域で強まっており、2019年も減速の兆しは見られません。
オーストラリアでは多くの業界でデジタルトランスフォーメーションが普及し、開発担当者とデジタル担当者の需要が継続的に増加しました。
東南アジアでもデジタル化とサイバーセキュリティの導入が広がり、ビッグデータやAIを扱うスペシャリストへの引き合いが非常に強まりました。
サンフランシスコではブロックチェーン&仮想通貨分野が経済成長を牽引しました。
機械学習やAIといった先進技術のスタートアップ企業が引き続き優秀な人材を引き付けました。
中華圏全域ではハイテク産業またはデジタルトランスフォーメーションの経験を積んだトップレベルの人材に対する需要が供給を大幅に上回りました。
発展の順調なイギリスのIT業界でも候補者不足は深刻で、各社はソフトウェア開発者・エンジニアを巡る競争の激化に直面しています。
(参照:https://www.robertwalters.co.jp/content/dam/robert-walters/country/japan/files/salary-survey/J-Book2019.pdf)
今、優秀なITエンジニアは世界中から求められています。
あなたのスキルは、国内で社畜のように利用されるためにあるのではありません。
もっと自由な環境で能力を発揮するために、思い切って海外へ目を向けてみませんか?^^
「英語を身につけて海外で働いてみたい」と思ったあなたは、まず以下の記事を読んで1歩ずつ英語の実力をつけていきましょう!
英語の技術書で、最新の動向をチェックできる
最新の技術書は、英語で書かれていることが大半ですよね。
ITのトレンドの流れはとても速く、どんどん新しい技術や考え方が生まれてきます。
新しい技術をモノにできればそれだけでかなり重宝されることは間違いありません。
「モノにする」までいかなくても、最新の動向を頭に入れておくと採用担当から「コイツ、なかなか前のめりに頑張れるタイプじゃん」と一目置かれることでしょう。
もしあなたが採用担当者で、「どうしても最新の技術書が読みたくて、英語の勉強をしました。
努力の甲斐あって、今では各国の最新の技術書に目を通して新しい知識を増やすことが最近の趣味になってます^^」
なんて候補者から言われたら、「コイツ…ほしい!」ってなりませんか?
周りの候補者と一歩差をつけるためにも英語ができるとお得ですね!
IT業界の年収水準と景況感をチェック
転職を考えるときにかなり気になるのが収入面ですよね。
そこで、2019年度の各業界のITエンジニアの転職時の年収の水準(予想)をご紹介します。
ただ年収を上げるだけでなく、各業界でどんなスキルが求められているかといったトレンドもお伝えします。
(参照:https://www.robertwalters.co.jp/content/dam/robert-walters/country/japan/files/salary-survey/J-Book2019.pdf)
IT×金融の年収水準と景況感
職種 | 年棒 (諸手当、ボーナスを除く基本給) |
CIO | 3,000 – 5,000万円 |
開発/サポート部門長 | 2,200 – 3,000万円 |
インフラストラクチャー部門長 | 2,000 – 2,500万円 |
UNIX マネジャー | 1,500 – 2,000万円 |
プロジェクトマネジャー | 1,000 – 1,600万円 |
インフォメーションセキュリティーオフィサー | 1,500 – 2,000万円 |
ビジネスアナリスト | 1,000 – 1,600万円 |
デベロッパー | 800 – 2,500万円 |
データベースアドミニストレーター | 800 – 1,200万円 |
システムアドミニストレーター | 800 – 1,500万円 |
アプリケーションサポート | 800 – 1,500万円 |
ネットワークエンジニア | 800 – 1,600万円 |
インシデントマネジャー | 800 – 1,400万円 |
職種 | 年棒 (諸手当、ボーナスを除く基本給) |
CIO | 2,000 – 3,000万円 |
開発部門長 | 1,500 – 1,800万円 |
BPR | 800 – 1,200万円 |
インフラストラクチャーマネジャー | 800 – 1,200万円 |
UNIX システムアドミニストレーター | 600 – 1,000万円 |
ビジネスアナリスト | 600 – 1,000万円 |
データベースアドミニストレーター | 600 – 800万円 |
システムアナリスト | 600 – 900万円 |
Wintel システムアドミニストレーター | 500 – 800万円 |
アプリケーションサポート | 500 – 800万円 |
プロジェクト/プログラムマネジャー | 800 – 1,600万円 |
情報セキュリティ | 600 – 1,600万円 |
デベロッパー | 600 – 1,000万円 |
PMO | 600 – 1,000万円 |
アーキテクト | 800 – 1,600万円 |
データアナリスト/サイエンティスト | 800 – 1,400万円 |
ウェブデベロッパー | 600 – 1,000万円 |
UI/UX デザイナー | 600 – 1,000万円 |
クラウド/ DevOps | 600 – 1,400万円 |
金融業界は、仮想通貨市場やデータサイエンティストの部門で特に英語力を求められています。
仮想通貨の仕様書であるホワイトペーパーは英語で書かれていることが多いですよね。
英語の内容を的確に理解できるエンジニアは日本にはまだまだ少ないのが現状です。
そのため、雇用側は「日本語が出来なくても技術力の高いエンジニア」を雇うことも選択肢に入れて採用活動をしています。
ですが、実際、英語が話せて日本語が話せる優秀なエンジニアがいたらそっちの方が良いに決まっています。
コミュニケーション、楽ですもん。上司からしたら。
日本語ネイティブが英語での仕様書読解やコミュニケーションを取れるのであれば圧倒的に周りと差別化できます。
次のような技術力があって、かつ英語力があれば高条件・高収入の就職先が見つかる可能性大です!要チェック!
- 仮想通貨ビジネスや、ブロックチェーン技術
- フィンテック事業
- 保険分野でのWeb・モバイルアプリ
特に金融系は仮想通貨やフィンテックなど新しい技術がどんどん出てきている分野です。
新しい技術になればなるほど熟達している人が少ないので、企業からの需要はとても大きくなります。
金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。
身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つです。
気になる技術は自分で調べてどんどん知識を深めましょう!
IT×商工業の年収水準と景況感
職種 | 年棒 (諸手当、ボーナスを除く基本給) |
IT ディレクター | 1,500 – 2,000万円 |
ビジネスパートナー | 1,000 – 1,500万円 |
サービスデリバリーマネジャー | 1,000 – 1,500万円 |
IT マネジャー | 1,000 – 1,500万円 |
アプリケーションマネジャー | 800 – 1,500万円 |
インフラストラクチャーマネジャー | 800 – 1,200万円 |
プロジェクトマネジャー | 800 – 1,200万円 |
ビジネスアナリスト | 700 - 900万円 |
ERP エンジニア | 600 – 1,000万円 |
データアナリスト / サイエンティスト | 600 – 1,500万円 |
CRM エンジニア | 600 – 1,000万円 |
ネットワークエンジニア | 500 – 800万円 |
インフラストラクチャーエンジニア | 500 – 800万円 |
システムエンジニア | 500 – 800万円 |
システムアドミニストレーター | 400 – 600万円 |
POS エンジニア | 400 – 800万円 |
エンドユーザーサポート | 400 – 700万円 |
E コマースエンジニア | 600 – 1,000万円 |
商工業分野では、BtoCのビジネスを発展させるためのコマースや、市場での競争力をつけるためのデータ分析エンジニアに注目が集まっています。
また、膨大な顧客情報を保護するため、情報セキュリティ分野での求人も最近になって急増しています。
- Eコマース
- データサイエンティスト/デジタルマネジャー
- サイバーセキュリティ
2019年に最も高い需要が予想されるのは、データサイエンティスト、デジタルマネジャーです。
優秀な人材は、複数の会社からオファーを受けることもあります。
必然的に提示される給与が高くなり、待遇面でもいい条件で仕事を選べるようになります。
IT×オンラインの年収水準と景況感
職種 | 年棒 (諸手当、ボーナスを除く基本給) |
プロダクトマネジャー | 800 – 1,200万円 |
プロジェクトマネジャー | 900 – 1,400万円 |
ネットワークエンジニア | 600 – 800万円 |
ウェブプロデューサー | 500 – 800万円 |
ウェブデベロッパー | 500 – 1,000万円 |
ウェブディレクター | 500 – 800万円 |
ウェブデザイナー | 500 – 900万円 |
フロントエンドデベロッパー | 400 – 800万円 |
バックエンド/サーバーサイドデベロッパー | 500 – 1,000万円 |
ゲームプロデューサー | 500 – 1,800万円 |
グラフィックデザイナー | 400 – 600万円 |
UI /UX デザイナー | 400 – 600万円 |
iOS デベロッパー | 600 – 1,000万円 |
Android デベロッパー | 600 – 1,000万円 |
ウェブアプリケーションデベロッパー | 550 – 1,000万円 |
データアナリスト/サイエンティスト | 800 – 1,500万円 |
機械学習エンジニア | 600 – 1,500万円 |
テクニカルコンサルタント | 600 – 1,000万円 |
SRE / QA スペシャリスト | 600 – 1,200万円 |
DevOps | 700 – 1,200万円 |
- Eコマース
- AI/機械学習
- ビックデータ/データ分析
オンライン分野でも、データ分析エンジニアの需要はとても高まっています。
希少性が鮮明なAI人材、データ人材はもちろんのこと、オンライン分野のスペシャリストの不足も顕著です。
需要を満たす為、日本語が堪能ではないエンジニアも技術力が高ければ採用する流れが強まっています。
技術力だけで勝負するとハイスペックな外国人エンジニアはかなり強敵なため、技術力+英語力という強みを持っていると企業側も好条件で採用を進めていくでしょう。
IT×ベンダー/コンサルティングの年収水準と景況感
職種 | 年棒 (諸手当、ボーナスを除く基本給) |
ソリューションアーキテクト | 1,200 – 1,800万円 |
サービスデリバリーディレクター | 1,600 – 2,200万円 |
プログラムマネジャー | 1,300 – 1,700万円 |
プロジェクトマネジャー | 1,000 – 1,600万円 |
IT コンサルタント | 900 – 1,400万円 |
プリセールスエンジニア | 900 – 1,700万円 |
フィールドアプリケーションエンジニア | 900 – 1,300万円 |
ERP コンサルタント | 700 – 1,000万円 |
テレフォニーエンジニア | 800 – 1,000万円 |
ネットワークエンジニア | 700 – 1,400万円 |
システムエンジニア | 600 – 1,000万円 |
ソフトウェアデベロッパー | 600 – 1,200万円 |
組み込みデベロッパー | 600 – 1,200万円 |
ポストセールスエンジニア | 500 – 1,400万円 |
テクニカルサポートエンジニア | 500 – 1,300万円 |
品質保証エンジニア | 500 – 800万円 |
ローカリゼーションエンジニア | 500 – 800万円 |
プロジェクトコーディネーター | 500 – 700万円 |
セキュリティエンジニア | 800 – 1,700万円 |
カスタマーサクセスマネジャー | 800 – 1,800万円 |
データアナリスト/サイエンティスト | 800 – 1,500万円 |
機械学習エンジニア | 600 – 1,500万円 |
IoT コンサルタント | 700 – 1,500万円 |
RPA コンサルタント | 700 – 1,600万円 |
- AI/機械学習
- ビックデータ/データ分析
- RPA
各業種、自動化や付加価値創出のためにITを活用する流れは続いているためITベンダー/コンサルティングの求人数は大きく伸びています。
AIの技術は、2018年からビジネス需要が鮮明になり始めました。
2019年も引き続き多くの需要が生まれる見込みです。
ITエンジニアにオススメの勉強法
まずはTOEIC対策で英語の基礎力をつけよう
TOEICのスコアを取っていない人は、まずはTOEIC対策から始めることをオススメします。
理由は次の2つです。
- 国内企業はTOEICのスコアを採用の基準にする場合が多いから
- TOEICを対策することで、英語の基礎力を育てることが出来るから
国内企業の採用条件として、TOEICはもはやスタンダードと言っていいほど普及しています。
一定のTOEICスコアが無いと転職エージェントから紹介してもらえない案件もあるくらいなので、スキルアップとして英語の勉強を考えているならまずはTOEICのスコアアップを目指すことが得策です。
また、TOEICは英語の基礎力を育てるうえでも優れているテストです。
TOEICで800点以上のスコアが取れていると、その後実践英会話の練習に進んだ時の上達スピードがグッと速まります。
【徹底調査】スタディサプリEnglishの評判・口コミはコチラ!
英語の技術書を読んで専門的な英単語力をつけよう
TOEICで基礎力が付いたら、専門用語をどんどん自分のものにしていきましょう。
技術書は、あなたの仕事に関係あるものを選ぶと利用頻度の高い単語を多く覚えることが出来ます。
まずは、日本語で読んだことのある技術書のの英語バージョンから始めると、内容を理解している分勉強を進めやすくなります。
英語の読解に慣れてきたら、最新の技術書にも挑戦してみましょう!
エンジニアとしての専門知識も深まり、あなたの価値がさらに高まります♫
リーディングを上達させる方法が知りたい人は、コチラの記事が参考になります。
ps://en-lounge-bizenglish.com/reading-progress/
実践的な英会話で対話力を育てよう
文章を読む力が備わったら、実践的な会話が出来るように練習しましょう。
英会話をスムーズにするためには次の下準備をするのがオススメです。
- シャドーイング
- ディクテーション
- 口頭英作文
シャドーイングは、英語の音声を聞いて、聞こえてきた言葉を発音する練習です。
ディクテーションは、英語の音声を聞いて、聞こえてきた言葉を書き取る練習です。
この2つは主にリスニングの練習になります。
会話の基本はまず聞き取ること!相手が何を言っているのか理解できるリスニング力と理解力を育てましょう。
そして、自分の考えや言いたいことを英語に出来るように、日ごろの出来事を英語で話す練習をしましょう。
それが口頭英作文です。
今日1日の出来事や、明日の予定を英語にしてみましょう。
だんだん内容がマンネリ化してくるな…と思ったら、日本語の問題文を英語にする練習をしましょう。
DUOという単語帳は口頭英作文をするのにオススメの単語帳です。
こうした基礎練習と併せて、優秀な英会話講師と会話練習をすると英語力が格段にアップします♫
会話練習が充実した高品質な英会話スクールとしてオススメなのがTORAIZ です。
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【最後に】英語×ITスキルは年収アップのチャンス!視野を広げて好条件・高収入を手に入れよう
いかがでしたか?今回は、「ITエンジニアが英語を勉強するメリットとIT分野の景況感」についてお伝えしました。
ITの世界はトレンドの流れが速い分、最新技術をキャッチアップできる人材はとても高く評価されます。
そして、より良い職場環境を求めるなら英語が出来ればチャンスは大きく広がります。
- 英語ができると、国内のITエンジニア内での競争力が格段に上がる
- ITエンジニアが良い環境で働くことのできる海外へ就職する
現状を変えたいと思っているなら、すぐに行動してみましょう。
海外からのエンジニアが大量に入って来たら、強力なライバルが増えてしまいます。
今は完全な売り手市場。
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効率的にTOEIC対策をする方法を知りたい人はコチラの記事でチェックできます。
スタディサプリ TOEIC対策コースパーソナルコーチプラン
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