現在完了は日常会話や新聞、本などあらゆるところで使われている表現です。
ですが日本語にはこの「現在完了」という概念が無いので、理解するのに少し苦労するんですよね💦
そこで今回は、現在完了形の使い方とつくり方を図解や例文を交えてしっかり解説していきます。
この記事を読めば現在完了の仕組みがストンと頭に入ってくるので、早速チェックしていきましょ~(^^)/
【現在完了形の使い方】核となるイメージを掴もう
現在完了形の使い方をマスターするために大切な核のイメージはこちらです!
◆過去+現在
→過去から現在までずっと続いているイメージ
このイメージをわかりやすくするため、図解してみました^^
過去形では、「私は東京に住んでいた」という過去の事実を伝えます。
過去の一点についての話なので、その後引っ越して別の場所にいようが関係ありません。
今、どこにいるかはわからないわけです。
一方現在形では、「私は東京に住んでいる」という現在の事実を伝えます。
現在にのみ焦点を当てているので、過去どこに住んでいたかはわかりません。
では、「過去から現在までずっと東京に住んでいる」と言いたい場合は…
そう、現在完了形を使います!
「2年前という過去+現在の状況」を合わせて「2年間ずっと東京に住んでいる」と言えるのです。
イメージは掴めてきましたか?(^_-)-☆
このイメージが掴めたら、文法書に書いてある現在完了の3つの用法を見ていきましょう。
どれも、核のイメージが分かっていれば納得できます^^
- 継続:(過去から今まで)ずっと~している
- 完了・結果:(過去から始めて)今、~したところだ
- 経験:(過去から今までに)~したことがある
1つずつの用法の例文とイメージ図を紹介していきます(^^)/
He has looked at this picture for 3 hours.
(彼は、その絵を3時間ずっと見ている。)
I have just cleaned my room.
(私はちょうど自分の部屋を掃除し終えた。)
I have met her 2 times.
(私は彼女に2回会ったことがある。)
一応3つの用法に分けて説明されていますが、文を理解するときは「3つのうちどの用法を使っているのか」はあまり明確に考えなくて大丈夫です🙆
それよりも、「過去~現在まで続いていく」という核のイメージをしっかりインプットしておくことが大切です。
例えば、次のような文を見てみると…
◆ I have made a lot of mistake for few years before I succeed.
(私は成功するまで、数年間たくさんの失敗をしてきた。)
「数年間の間ずっと失敗してきた」という継続の用法ともとれるし、「数年間の間に失敗をした」という経験の用法とも取れます。
実際、どちらでもいいですよね^^
言いたいことは同じです👍
現在完了形のつくり方
現在完了形は、動詞の前に”have”を付け、動詞の形を過去分詞にします。
三人称、単数、現在形の場合は”have”が変形して”has”になります。
現在完了形で疑問文を作る場合は、Haveを文頭に持ってこればOKです👌
また、否定文を作る場合はhaveの後にnotを入れます。
《例文》
◆Have you already finished your homework?
(あなたはもう宿題を済ませましたか?)
◆you have not finished your homework yet.
(あなたはまだ宿題を終わらせていません。)
“have not”は”haven’t“と省略するのが一般的です☝
否定文の時は、「まだ」という意味の”yet”を使うとより雰囲気が出ます👍
現在完了形の受動態
現在形は、受動態で使われることも多いので、受動態の形も紹介しておきます。
受動態は、haveの後にbe動詞の過去分詞系を入れます。
《例文》
◆This flower has been watered already.
(この花はすでに水やりされました)
現在完了でよく使う表現
現在完了でよく使われる、便利な表現を紹介します(^^)/
単語 | 意味 |
already | すでに |
yet | まだ |
just | ちょうど |
since | ~以来 |
for | ~の間 |
〇〇 times | 〇〇回 |
◆I have cleaned my room already.
(私はすでに部屋を掃除しました。)
◆I haven’t cleaned my room yet.
(私はまだ部屋を掃除していません。)
◆I have just finished my homework.
(私はちょうど宿題を終えました。)
◆I have played basket ball since I was elementary school student.
(私は、小学生のころからバスケットボールをしています。)
◆I have played basket ball for 3 years.
(私は3年間バスケットボールをしています。)
◆I have watched this movie 3 times.
(私はその映画を3度見ました。)
こういったプラスアルファの表現を付けることで、過去から現在までの流れをより具体的に説明できます👍
便利なのでぜひ使ってみてください(^_-)-☆
現在完了には進行形もある
現在完了形には、進行形も存在します。
まずは現在進行形のつくり方を見てみましょう。
“have+been”の後に、動詞のing形を持ってくることで現在完了進行形を表現します。
◆I have been writing this report for 1 month.
(私はそのレポートを1か月間書いています。)
↑の文は、”I have written this report for 1 month.”と書くこともできます。
では、どうして進行形にするのか…。
進行形にすると、まだ継続中であるというニュアンスが強くなります。
「過去からすでに1か月間レポートを書いているけど、今もまだ絶賛執筆中です💦」という雰囲気が出るわけです。
一方で、普通の現在完了形を使うと、「過去から1か月間レポートを書いて、今終わった~✨」という雰囲気にも取れます。
(執筆中でも執筆が完了しててもどちらでも使える感じ。)
微妙なニュアンスではありますが、今も継続中であることを強調したい場合は現在完了進行形を使ってみると、文章内の良いアクセントになりそうです👍
こういった少し細かい表現を意識的に使ってみることで、魅力的な英語表現ができるようになりますね🤗
【最後に】現在完了形は使い方が分かると便利!英語ならではのイメージを定着させよう
いかがでしたか?
今回は現在完了形の使い方とつくり方をご紹介しました。
現在完了形は、日本語で的確に訳せない文法表現です。
そのため、無理やり日本語訳を当てはめようとすると違和感が出てしまいます。
それよりも、核となるイメージを理解することが大切です。
◆過去+現在
→過去から現在までずっと続いているイメージ
日常会話や、メール、新聞などの文章でも現在完了形はいたるところで使われています。
あなたもこの記事を繰り返し読んで現在完了形に慣れてきたら、是非使ってみてくださいね(^_-)-☆
あなたの英語学習がステップアップしていくことを願っています(*’▽’)
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