TOEIC パート7の勉強法、中級編です!
5割以上の正答率があり、8割以上の正答率を目指す場合にチェックしたいポイントをまとめました(*’▽’)
TOEIC パート7の正答率8割を超えるためには、「単語力と文法力」という基本の英語能力にプラスして、TOEICならではの特徴を抑えておく必要があります。
これから詳しく説明していきますね🙆
★正答率が5割を切っている場合は、まずは初級編の勉強法をチェックしてみてください👍
【TOEIC パート7の勉強法(中級編)】正答率8割を超えるためのカギ2つ
TOEIC パート7の勉強法
- 問題文の情報を整理しながら読むクセをつける
- TOEIC ならではの注意ポイントを頭に入れる
1つずつ説明していきます👓💡
問題文の情報を整理しながら読むクセをつける
TOEICは、「設問の量が多い」ことが大きな特徴です。
パート7では21個の英文を読み、54個の設問に答える必要があります。
目安の制限時間は55分です。
1時間にも満たない時間の中で21個の英文を読み、設問に答えるってかなりタイトなスケジュールですよね💧
そのため、一度読んだ内容を出来る限り頭にとどめておく必要があります。
問題文を読むときは、常に情報を頭の中で整理しながら読み進めるクセを付けましょう。
- beforeとAfterの状況を明確にする
- 注意喚起されている部分に意識を向ける
- 複数の問題文がある場合、こまめに情報を照らし合わせる
beforeとAfterの状況を明確にする
問題文では、「オフィスの移転」や、「お店のレイアウト変更」、「HPのデザイン変更」、「打ち合わせの日程変更」といった「変更系」の内容が多く出ます。
この時、”before”と”after”の状況を自分の言葉で簡単に説明できるくらいに整理しておくことが大切です。
“before”と”after”の違いはもちろん、変更になった理由や変更するにあたっての注意点も言えるとバッチリです。
何かが変更したという内容は設問で問われやすいので、本文内で特に集中して情報を得たいポイントです。
注意喚起されている部分に意識を向ける
注意喚起されている部分とは、次のような部分です。
- “*”で補足されている内容
- “please make sure…”や”please keep it in mind”というようなセリフの後の内容
- “However”などの何かを否定した後の内容
“*”は、日本語の文章でも補足や注意を表しますよね。
普通に生活していて目にする広告などでも、”*”があるところは注意して見るはずです。
TOEICでも同じように、注意すべき点は設問で問われやすくなっています。
“*”を見たら、注意して情報をキャッチしてみてください^^
“please make sure”や”please keep it in mind”といった、直接的に「注意してください」と言っている単語ももちろん要チェックです。
どう考えても重要なことを言う合図ですよね。
こういう表現に注意できると大切な情報をピックアップしやすくなります✌
“however”のような否定の表現も重要な情報が来る前触れです。
‘何かを否定した後に来るのは大抵伝えたい内容です。
「私が食べたいのは、リンゴではなくてバナナだ。」
と言う表現は、バナナが食べたいということが強調されていますよね。
英語でも同じで、”however”のような否定系の単語の後には伝えたい大切な情報が来ます。
大切な情報は設問に出る確率も高いので、要チェックなわけです👀
“*“,”please系“,”howeverなどの否定形“。
この3つは設問で狙われる確率が圧倒的に高いので、本文中に発見したら集中力のギアを2,3段階上げて挑んでみてください🙆
複数の問題文がある場合、こまめに情報を照らし合わせる
問題文が複数ある場合は、それぞれの問題文にある情報を照らし合わせてまとめる作業が必要です。
全ての文を読んでから情報を照らし合わせようとすると、該当箇所を探すのに時間がかかってしまうので、「確認が必要だ」と思ったらすぐに別の文章から情報を参照しましょう。
特に、イベントの予定や旅行の日程のような表と、普通の文章の組み合わせの場合、文章を読みながら適宜必要な情報を表から参照していくとスムーズです👌
TOEIC ならではの注意ポイントを頭に入れる
正答率8割以上を目指すなら、TOEICならではの特徴を把握しておいた方が安心です。
TOEICならではの特徴を知っておくと、問題文や設問で注意すべき点が分かるので、集中すべきポイントにピンポイントで意識を向けやすくなります。
問題文も設問も大量にあるので、全ての文を同じように高い集中力で読むことはほぼ不可能です💦
流し読みするところと集中して読むところを読み分けて、脳の負担を軽減させましょう✌
それが結果として解答スピードの向上にもつながります👍
これから、2つの注意したいポイントを紹介します!
TOEICならではの注意ポイント
パート7を解くときに注意すべき2つのポイントはこちらです。
- 本文に述べられていないことを設問で問われる
- 見落としがちなところに重要事項が記載されている
それぞれの内容を説明していきます。
本文に述べられていないことを設問で問われる
TOEICでは、「本文で明確には述べられていないけれど、情報を整理するとそうだと推測できる」という内容が設問として問われることが良くあります。
ちょっと簡単な例を見てみましょう。
例えば、問題文の中に以下のような文があったとします。
現在のウェブサイトを最近の流行に合ったスタイルにするために、修正することをお知らせします。
推測が必要な設問だと、次のような選択肢が正解になります。
《設問》
現在のウェブサイトについて示唆されていることは何ですか?
《解答》
現在のウェブサイトは時代遅れだ。
「時代遅れ」なんてことは問題文には書かれていません。
でも、現代の流行に合わせるために修正するということは…?
つまり、「今のウェブサイトは時代遅れだ」と言っているのと同じですね。
このような問題は、問題文の内容をきちんと理解して正解を導き出す必要があります。
このような設問の場合、設問文に”suggest”,”imply”という単語が入っています。
今回の場合だと、”What is suggested about the current Web site?”と言った感じです。
“suggest”と”imply”は、「示唆する、暗示する」という意味です。
この2つが設問文に入っている場合は単純に問題文から答えを探すのではなくて、「つまりどういうことを言っているのか」を整理して解答してください👀
見落としがちなところに重要事項が記載されている
TOEICでは、本文でなくタイトル下の補足部分や、メールの署名の中に大切なヒントが隠されていることがあります。
- メールの件名
- 広告文のタイトルとその下のサブタイトル
- 手紙やメールの宛名や差出人の署名
例えば、最後に署名のある手紙が問題文として出たとします。
ータイトルー
「本文………..
….
….
….」
Tanaka Yasuo
H&S solution
founder
このような問題文に対し、次のような設問と解答が出たりします。
《設問》
“what is correct about Mr. Tanaka?”
田中さんについて、何が正しいですか?
《解答》
he began H&S solution.
彼は、H&S solutionを始めた。
問題文の署名に”founder:創設者”と書いてあるところから、彼がH&S solutionを始めたことが分かります。
こういう細かいところはつい見過ごしてしまうので、「あれ、どこにそんな情報があるんだ!?」と探している間にすごく時間がかかってしまうことがあるんです💦
必要な情報が見つからない💦と思ったら、今回紹介したような細かい部分をチェックできているかまでちゃんと確認してみてくださいね👍
意外とすんなり必要な情報が見つかったりします😁
基本的な読解練習も忘れずに!
今回はパート7で8割以上の正答率を達成するために少しTOEICのテクニック的なお話をしました。
ただ、そういったテクニックは、基本の読解力を磨いてこそ力を発揮します。
- 単語力の強化
- 文法力の強化
- スムーズに読む練習(音読)
正答率5割を超えるための基本のトレーニングとして↑の3つを紹介しましたが、もちろん8割超えを目指す人にとってもとても重要な基礎トレーニングです。
問題文を読んでいる中で分からない単語があったらメモをする。
上手く意味を取れない文は文法から見直す。
英文がスラスラと頭に入ってくるように音読する。
これらを繰り返していくと、螺旋階段の様に少しずつレベルが上がって理解できる内容が増えていきます。
英文を読むことに手ごたえを感じてきたら、今回紹介したTOEICならではの気を付けるべきポイントも頭に入れて読解してみてください。
更にスピーディに正確に正解へとたどり着けるはずです🤗
【最後に】パート7の正答率8割を超えるには、TOEICの特徴を知って、基礎を固めることが大切
いかがでしたか?
今回は、TOEIC パート7の解き方(中級編)として、正答率8割を超えるためのポイントをご紹介しました。
8割以上の正答率を維持するためには、TOEICというテストの特徴を知ることはとても大切です。
問題文や設問で特に注意すべきところは集中力を高めて情報をキャッチしてください👍
そして、たくさんの英文を読んで設問に応えなければならないので、常に情報を整理しながら読むクセを付けましょう👀
- beforeとAfterの状況を明確にする
- 注意喚起されている部分に意識を向ける
- 複数の問題文がある場合、こまめに情報を照らし合わせる
- 本文に述べられていないことを設問で問われる
- 見落としがちなところに重要事項が記載されている
基本の読解トレーニングを積んだうえで、↑のような細かなポイントに注意していく解答スピードと正確性がグンと上がっていきます😁
英文読解には「慣れ」も大きな武器となるので、何度も文章を読み込んで体に英文をしみこませていきましょう!
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